シラバス参照

科目 ※キリスト教思想特殊研究Ib 
開講科目群 思想 
履修 選択 
年次 M1・2 
単位
開講科目ID GST50660 
開講期・曜日・時限 後期 月曜日 5時限
教職課程との対応 教職に関わる科目(社会、公民、宗教) 
教員氏名

坂田 奈々絵(サカタ ナナエ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
ゴシック建築を巡る実践と思索 
授業概要
Course
Outline
 教会建築は単なる建造物ではなく、その機能や形状等、様々な形でキリスト教思想に結び付けられてきた。特にゴシック建築は、その思想性を巡って現代でも多様な議論がかわされている。
 本講義においては、ゴシック建築に関連付けられうる、中世における建築を巡る思索について理解することを目的とする。そこで、建築への言及のある中世の諸文書の他、聖書における神殿や幕屋への言及、その受容、具体的な建築の発展およびそこでの実践等についても見ていく。そして以上を踏まえて、現代におけるゴシック様式の教会建築の意義や教会建築そのもののあり方についても考えていきたい。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
・講義内で扱った概念や意味を理解し説明できる
・講義内で扱った出来事や人物について説明できる
・適切な資料を使用した上で、正確かつ論理的なレポートを執筆できる 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション: ゴシックを巡る様々な視点 
第2回 聖書と教会建築1:旧約聖書における神殿 
第3回 聖書と教会建築2:イエスの教えと建築イメージ 
第4回 聖書と教会建築3:初代教会の礼拝の場 
第5回 教会建築の機能と展開1:教会建築の出現 
第6回 教会建築の機能と展開2:ロマネスクと修道院建築 
第7回 教会建築の機能と展開3:大聖堂の時代 
第8回 教会建築の機能と展開4:建築と装飾 
第9回 教会建築の神学1:教父時代の建築イメージ 
第10回 教会建築と神学2:サン・ドニのシュジェールを巡って 
第11回 教会建築と神学3:建築イメージと神学 
第12回 教会建築と神学4:典礼の場としての教会建築 
第13回 教会建築と神学5:教えの場としての教会建築 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
 配布した資料を事前によく読んで予・復習を行う。
 一つ以上の教会建築を実際に訪問することを勧める。授業内でも教会見学の機会を設ける。 
評価方法
Evaluation
・授業への積極的参加 10%
・リアクションペーパーの提出率・質的評価 40%
・最終レポート 50% 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
 講義冒頭にリアクションペーパーへの解答時間を設ける。 
履修前提要件
Prerequisites
  
関連する
ディプロマポリシー
CDP1 CDP2 CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. パウル・フランクル  『 ゴシックとは何か―八世紀にわたる西欧の自問』  中央公論美術出版  4805507616     
2. アーウィン・パノフスキー   『ゴシック建築とスコラ学』  平凡社  4582238114     
3. 酒井健  『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』  筑摩書房  4480089802     
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
 使用するテキストについては講義内ないし学びの泉で配布する。 
更新日付 2024-01-10 18:40:55.468


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