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科目 ◇学校図書館メディアの構成 
開講科目群 司書教諭 
履修 必修 
年次 2~4 
単位
開講科目ID CPE20101 
開講期・曜日・時限 後期 木曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

新居 池津子(アライ チヅコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
学校図書館メディアの種類とコレクション構築、組織化について理解する。 
授業概要
Course
Outline
学校図書館が、学習センター、情報センター、読書センターとして機能し、学校図書館を活用した授業が展開されるためには、授業に必要な図書その他のメディアが収集され、利用しやすく組織化されることが欠かせない。この点をふまえ、学習・読書活動を支えるメディアの種類を知り、学校図書館メディアの構成の一連のプロセスとしての選択、収集、組織化(目録法、分類法、件名法)、更新等について理解する。そのために、講義や様々な演習活動を通して学んでいく。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
1. 学校図書館が整備すべきメディアの種類と特性について説明することができる(知識の領域)。
2. 学校図書館メディアの組織化の意義を理解し、説明できる。組織化の具体的方法である件名法、分類法(日本十進分類法)、所在記号、目録作成(日本目録規則)、MARCを活用することができる(技能の領域)。
3. 学校図書館メディアの選択・収集やコレクション構成と管理の考え方や方法について理解し、実態に合わせて配慮することができる(態度・習慣の領域)。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション; 学校図書館の情報メディア構成を学ぶ意義(情報とメディア) 
第2回 学校図書館メディアの種類と特徴① 図書 
第3回 学校図書館メディアの種類と特徴② 逐次刊行物や図書以外の資料・ネットワークの情報資源 
第4回 学校図書館メディアの選択・収集とコレクション形成① 考え方と方法
(特別な支援を必要とする児童生徒のための学校図書館メディアを含む) 
第5回 学校図書館メディアの選択・収集とコレクション形成② 課題作業 
第6回 学校図書館メディアの選択・収集とコレクション形成③ 発表 
第7回 学校図書館メディアの組織化① 目録と索引 
第8回 学校図書館メディアの組織化② 目録作成の基礎知識 
第9回 学校図書館メディアの組織化③ 目録作成の実際と演習活動 
第10回 学校図書館メディアの組織化④ 分類の基礎知識 
第11回 学校図書館メディアの組織化⑤ 分類作業の実際と演習活動 
第12回 学校図書館メディアの組織化⑥ 件名索引の基礎知識 
第13回 学校図書館メディアの組織化⑦ 件名作業の実際と演習活動 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
課題があれば取り組み、発表の準備をする。学修内容の復習をするとともに、学校図書館や公共図書館の児童室等を積極的に利用して、多様な種類や主題の資料に親しみ、図書館の利用法や図書館の資料整理の仕組みの実際を理解するようにつとめること。
『日本十進分類法』(NDC)、『基本件名標目表』(BSH)、『日本目録規則』(NCR)は購入する必要はないが、これらのツールを使用する授業回の準備については、授業初回に指示する。
教職関連科目であるため、教職課程履修者は、授業期間終了後に履修カルテを記入する必要がある。 
評価方法
Evaluation
リアクションぺーパー10%、ミニクイズ60%、課題・発表30%を総合的に評価する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
講評、解説によりフィードバックする。 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 米谷優子・呑海沙織  『学校図書館メディアの構成』  放送大学教育振興会  9784595323621     
2. 国際子ども図書館  『学校図書館におけるコレクション形成: 国際子ども図書館の中高生向け「調べものの部屋」開設に向けて』  国立国会図書館国際子ども図書館      ネットワークの情報資源(PDFあり) 
3. 日本図書館協会目録委員会  『日本目録規則<2018年版>』  日本図書館協会  9784820418146     
4. もり・きよし原編  『日本十進分類法 新訂10版』  日本図書館協会  9784820414131     
5. 日本図書館協会件名標目委員会  『基本件名標目表 第4版』  日本図書館協会  9784820499121     
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 堀川照代  『「学校図書館ガイドライン」活用ハンドブック 解説編』  悠光堂  9784909348098     
2. 片岡則夫  『「なんでも学べる学校図書館」をつくる2: ブックカタログ&データ集』  少年写真新聞社  9784879816238     
3. 野口武悟編  『学校図書館基本資料集改訂版』  全国学校図書館協議会  9784793301018     
4. 高橋知尚  『学校図書館メディアの選び方』  全国学校図書館協議会  9784793322822     
5. 竹村和子  『その蔵書、使えますか?』  全国学校図書館協議会  9784793322839     
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
上記の「必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト」のうち、国際子ども図書館『学校図書館におけるコレクション形成: 国際子ども図書館の中高生向け「調べものの部屋」開設に向けて』国立国会図書館国際子ども図書館については、PDF(デジタル資料があるので、それをダウンロードする。URLは以下の通り。
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8484023_po_2014-series.pdf?contentNo=1&alternativeNo= 
更新日付 2024-02-06 09:08:33.775


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