シラバス参照

科目 ※★フィールドワーク5-3 
開講科目群 地民 
履修 選択 
年次 1~4 
単位
開講科目ID GLFW4300 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 3時限
教職課程との対応  
教員氏名

山本 達也(ヤマモト タツヤ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
モロッコにおけるフィールドワーク(文明の十字路にて多文化理解を深める:アラブ・イスラーム圏での留学型フィールドワーク)

なお、本講義の概要、狙い、内容、費用、事前課題等の情報については、以下の動画にまとめてある。履修を検討している学生は、必ず以下の説明動画を視聴しておくこと。

https://bit.ly/3FvqZyq 
授業概要
Course
Outline
21世紀の国際関係は、アメリカにおける同時多発テロ事件(2001年09月11日)によって大きく揺さぶられた。以来、21世紀の国際関係を理解する上で、「イスラーム圏」は極めて重要である。

現在、世界の4人に1人はイスラーム教徒だと試算されている。2050年には3人に1人がイスラーム教徒、2100年には、キリスト教徒を抜き世界最大の宗教になるとの予測もある。学生の皆さんが社会で活躍する上での「隣人」には、イスラーム教徒がいるはずである。その意味でも、イスラーム圏の文化や社会についての理解は重要なテーマであると言える。

ところが、日本においてイスラーム圏の文化や社会に関する情報は限られている。メディア報道においても、バイアスがかかりやすい地域の典型であるとも言える。

本講義では、こうした背景も意識した上で、中東・北アフリカにあるモロッコを舞台にフィールドワークを行い、現地の人々との交流を通してアラブ世界およびイスラーム圏の文化や社会の理解を試みる。

具体的には、モロッコの首都ラバトにある「International University of Rabat(ラバト国際大学)」のキャンパスにミニ留学の形で滞在しつつ、同大学の教授陣によるアラビア語の講義、モロッコ社会についての講義、文化体験的なワークショップ、ホームスティ、NGO等へのインタビュー調査、週末の宿泊旅行(フェス、カサブランカ、マラケシュ)を中心にフィールドワークを行う。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
モロッコでのFWを通して、フィールドワーク技法を理論的・実践的に理解し体得する。また、モロッコを中心にアラブ・イスラーム圏について、歴史的、政治的、経済的、文化的、社会的視点から包括的に理解し、日本とイスラーム世界との発展的な関係を構想できるようになる。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション:本フィールドワークのねらいと背景 
第2回 背景理解のための文献購読とディスカッション1 
第3回 背景理解のための文献購読とディスカッション2 
第4回 背景理解のための文献購読とディスカッション3 
第5回 ゲストスピーカーによる講演1 
第6回 前回の講演を踏まえたディスカッション 
第7回 テーマの選定作業1 
第8回 テーマの選定作業2 
第9回 テーマの選定作業3 
第10回 フィールドワークの準備作業1 
第11回 フィールドワークの準備作業2 
第12回 フィールドワークの準備作業3 
第13回 フィールドワークの準備作業4 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
課題文献を読み、論点をまとめ、ディスカッションの準備を行う。
現地(ラバト国際大学)において、午前中に行われるアラビア語のトレーニング以外は、英語にて講義・ワークショップ等が行われる。出発までに、自身の英語力向上に務めること。 
評価方法
Evaluation
前期授業における取り組み・貢献度(40%)、現地フィールドワークにおける各種プログラムでの取り組み・貢献度(50%)、事後報告レポートおよび報告会での発表内容(10%) 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
提出課題について適宜口頭でのフィードバックが行われる。 
履修前提要件
Prerequisites
履修希望者は、以下のフィールドワーク説明動画を視聴した上で、講義担当教員にメール(メールアドレスは、説明動画を参照のこと)にて連絡をすること。

https://bit.ly/3FvqZyq

講義の性質上、授業外での作業時間の確保が必須となる。また、授業外での学習やイベントに積極的に参加する姿勢のある履修者を歓迎する。

本講義は、先方の受け入れ大学(ラバト国際大学)の規定により、履修者が10名に満たない場合は非開講となる。その場合は、訪問先をアジア地域に変更してフィールドワークを行う予定であるが、モロッコでない場合に参加を希望しないという学生は、前期の履修取り下げ期間に履修の取り下げを行うこと。 
関連する
ディプロマポリシー
GDP1, GDP2, GDP5 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2022-12-25 00:11:46.174


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