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科目 プレゼンテーション特別演習 
開講科目群 英文 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID ELS22000 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

太田 奈名子(オオタ ナナコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
授業タイトル:「英語・メディア・プレゼンテーション」
声と身体、さらにメディアを通じて英語を操り、自己表現する方法を学ぶ。同時に、他者の英語に触れることによって、他者理解をする態度を身につける。 
授業概要
Course
Outline
私たちは日々さまざまなメディアやSNSに触れ、四方から溢れてくる情報に常に晒されている。この英語プレゼンテーションの授業では、普段は「メディアの受け手」となっている私たちの役割を「メディアの作り手」に切り替え、メディアとSNSを通じていかに相手に考えを伝えればよいのか、またどのように自分を表現すればよいのかを学ぶ。

具体的には、
①グラフィックデザインツールを用いて、自己紹介画像をつくる
②実際に放送されたウェブCMに対し、受け手・作り手双方の立場をとって意見する
③アニメのアフレコ・アテレコを通じて、声の使い方を学ぶ
④パワーポイントで簡単な自己紹介動画をつくる
という、4つのプレゼンを英語で行う(授業計画で★が付いている回に実施)。

プレゼンテーションのあとには、クラスメートがコメントをする時間を設けて、コミュニケーションがとれているか否かをクラス全体の議論のなかで確認してもらう。

4つのプレゼンのあと、学生のアイディアをもとにしたFinal Projectを行うことを予定している。
このFinal Projectは、2024年2月に開催されるPresentation Jubileeへの参加を前提としている(授業内で詳しく説明する)。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
yes 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
講師は高校・大学をアメリカで卒業したのち、フリーランスの英語講師として実務にあたった経験がある。実務経験および留学経験(アメリカ・スコットランド・タンザニア・ブータンなど)の話も交えながら、自分は誰なのか、何を考えているのかをしっかり相手に伝えられる英語プレゼンテーションを学生に指導する。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
この授業の目標は、クラスメート全員の英語プレゼンテーションを見聞きすることで、自分が授業履修前にもっていたメディアやSNSに対する認識を変化させ、さらに、自身の新たな側面(英語プレゼンテーションの手法・技巧)を発見することである。

この授業の学習にあたる際は、英語を「プレゼンテーションのための英語」としてではなく、「誰かを知るための英語」および「自分を知るための英語」と捉えて、クラスメートと自分のさまざまな顔を発見していってほしい。 
授業計画
Course Plan
第1回 講師の自己紹介と、各学生の簡単な自己紹介 + プレゼンテーションの基本の教授(姿勢・発声の仕方など) 
第2回 グラフィックデザインツールCanvaを用いて、自己紹介画像づくりに挑戦 -「私」を表す3つの英単語を題材に 
第3回 ★自己紹介プレゼン 
第4回 炎上したCMの消火に挑戦 – 『報道ステーション』「こいつ報ステみてるな」ウェブCMを題材に 
第5回 ★謝罪実演の英語プレゼンテーション(講師による学生個別指導) 
第6回 ★声優に挑戦 – 映画『風の谷のナウシカ』を題材に(ペア発表、クラス内コンペ開催) 
第7回 コロナ感染対策のリスクコミュニケーションCMを作ろう(ペアワーク) 
第8回 ★ウェブCMプロデューサーに挑戦 – 映画『風の谷のナウシカ』を題材に(ペア発表、クラス内コンペ開催) 
第9回 digital story tellingに挑戦 – 自分の写真と声を題材に 
第10回 ★ パワーポイントを用いた動画によるプレゼン(クラスの半分が発表) 
第11回 ★ 同上(残りの半分が発表) 
第12回 Final Project (学生と相談して決定) 
第13回 Final Project (学生と相談して決定) 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
この授業はプレゼンテーションに特化したものではあるが、講師が時事問題の解説などを適宜行い、簡単なリーディング・リスニング課題を出す場合もある。
こういった課題をこなしつつ、授業内プレゼンテーションの準備を、各自納得がいくまで行うことを期待する。 
評価方法
Evaluation
平常点(出欠、授業参加度) 2点 × 13回 = 26点
英語プレゼンテーション    15点 × 4回 = 60点
クラス内コンペ投票     14点  
→合計100点満点 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
授業内でのプレゼンテーションのあとに、口頭でフィードバックと指導を行う。
学生にもフィードバックに積極的に加わってもらう。 
履修前提要件
Prerequisites
履修要件はとくに定めない。

英語で自分を表現することに普段から興味を持ち、英語プレゼンテーションスキルを向上させたいという意欲があることも重要である。しかし、なにより、この授業を通じて自己と他者に対する理解を深めていきたいと考える学生を歓迎する。 
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業前・授業中に、適宜関連資料を配布する。参考図書は授業内で紹介する。 
更新日付 2022-12-20 10:34:13.113


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