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科目 ◎発音クリニック2b 
開講科目群 英文 
履修 選択 
年次 1~4 
単位
開講科目ID ELK10151 
開講期・曜日・時限 集中(夏期) その他 その他
教職課程との対応 教職に関わる科目(英語) 
教員氏名

斉藤 悦子(サイトウ エツコ)

備考 .この科目は高大連携対象科目のため高校生が受講する可能性があります。 



授業テーマ
Course
Theme
ナチュラルスピードの日常英会話の中で、英語を聞き取りやすい、美しい発音で発話できるようにする。
探究的学習として取り組めるように、日本語と英語の言語文化の違いや母語干渉によって生じがちな苦手意識について、客観的に考察し、自分の発音学習に対して、問題設定、情報収集、分析、発表などが行えるようにする。 
授業概要
Course
Outline
本授業は7月末に行われる集中講義(全4回)である。また、高大連携協定の対象授業である。
まずは、事前学習のビデオを視聴し、日本人が英語の発音に苦手意識を持つ理由について、言語文化、音素の違いを学習した上で、何が習得を難しくしているか、を考え、発話における2つの言語の比較を通して課題を設定する。その上で、調査や分析、発表などを取り入れながら、発音の練習に構造的に取り組んでいく。
練習面では、文の中でのリズムや消える音、同化、連結などに慣れ、英語耳を養う。人前でしっかり発話する度胸をつける。初見で英文を音読した時に、息継ぎが可能な場所がなんとなくわかるようになるよう訓練する。
授業では、できるだけ、受講生が楽しく発話できる題材に取り組み、それぞれの最終課題に向かって、流れるような発音で課題発表ができることを目指す。教職課程の者はClassroom Englishの練習も行う。
最初の3日間は対面授業で、最後の1日は個別指導も含むzoomでの授業となる。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
英語の聞き取りや発話の苦手意識を払拭し、ナチュラルスピードの日常会話における舌の使い方、子音の処理、強弱のリズムと、特に消える破裂音や同化、連結の処理に慣れ、英文の息継ぎポイントなども意識して、自然な文章として、なめらかに、美しく英語が発音できるようにする。
日本語にない音が出せるようにする(r, th, vなど)。発音に聞きにくい、独特のくせがついてしまっている者は、くせを矯正する。
以上の練習を探究的学習の枠組みの中に入れて、「発音学習」というものを客観的に捉え、自分を被験体として、これまで何が障壁となり、どうすればうまく発音できるか、を、考察できるようにする。 
授業計画
Course Plan
第1回 初日の1:事前にイントロ動画2つ(学びの泉)を視聴し、
分析シートの前半部に取り組んでおく。人数に合わせて3~4人のグループを作る。1)ない音 2)子音処理 3)リズムの3つの難所について再確認する。 
第2回 初日の2: Rの練習 早口言葉 グループで、Rの練習の難所について研究する。 
第3回 初日の3 子音処理練習:連結 & タッチ消失    グループで今日1日のビフォー&アフターの効果測定を行い、
これまで発音学習の障壁になっていたことを分析し、自分の課題を設定する。(分析シート提出) 
宿題:動画練習:The House that Jack Built 
第4回 2日目の1 Warming Up: The House that Jack Built (分析シート返却)
語と語の間に起こる音変化になれる。1 歌練習:"Englishman in New York" 
第5回 2日目の2 語と語の間に起こる音変化になれる。2 歌練習:元カレがスタバ好きに変化する”Blank Space" 
第6回 2日目の3 上記の2曲を通して各自の課題を明確化し、グループで、練習したいスピーチのサンプルをwebを利用して収集し、クラスで話し合って決定する。 宿題:The House that Jack Built を録音してGCに提出する。 
第7回 3日目の1 Classroom English 練習 "Englishman in New York" と”Blank Space"  
第8回 3日目の2   リズムのカンを効かせる:語の単位について、息継ぎの場所を意識してパラグラフ文を読み、リズムの感覚を掴む。昨日収集したサンプルを練習する。 
第9回 3日目の3  リズムの感覚に留意しながら、昨日収集したサンプルを練習する。
宿題:自分のスピーチ分担箇所を録音してGCに提出  
第10回 4日目の1 zoomの個別指導 
第11回 4日目の2 Zoomの集団指導 
第12回 4日目の3 スピーチの発表   スピーチの背景についてフォーラムでディスカッション
宿題:分析シートの「授業後の分析」の部分を学びの泉のアンケートに提出する。 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
イントロダクションの動画を1日目の始まる前に視聴し、分析シートの「事前課題」に取り組む。
1日目の後に”The House that Jack Built"の動画を見て、練習に取り組む。
2日目の後に、”The House that Jack Built"を録音してGCに提出する。
3日目の後に各自のスピーチ課題をGCに提出する。
4日目の後に分析シートの「授業後の分析」の部分を学びの泉のアンケートに提出する。 
評価方法
Evaluation
授業内の課題への熱意ある取り組み(平常点)10x4日=40%
授業以外の学習への熱意ある取り組み(平常点)10x4日=40%
スピーチ発表 10%
分析シート 10% 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
個別指導の回は、学生の発音と、陥りがちなくせについて教員が個別に指導し、修正すべき点、そのための練習方法などをアドバスする。授業中の発表については、授業中に講評する。分析シートの最終アンケートについては、GCで講評する。 
履修前提要件
Prerequisites
集中講義なので、全日出席が前提。休むと単位が取れない。 
関連する
ディプロマポリシー
EDP1 EDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
プリントを配布する。 
更新日付 2023-03-20 15:02:52.733


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