シラバス参照

科目 ※★宗教史講義1 
開講科目群 文化史 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID CHL20200 
開講期・曜日・時限 前期 月曜日 1時限
教職課程との対応 教職に関わる科目(社会、公民、宗教) 
教員氏名

井上 まどか(イノウエ マドカ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
国家と宗教〜ロシアを事例として 
授業概要
Course
Outline
ロシアのウクライナへの侵攻は2014年に遡るが、2022年2月24日ロシアは再びウクライナへの侵攻を開始した。本講義では、その背景としてとくに宗教的側面に着目する。ソ連解体後とりわけ2000年代以降は特定の宗教団体と国家との連携姿勢が前面に出てきている。ソ連解体前後からのロシアにおける国家と宗教の関係について理解を深めるとともに、ウクライナ侵攻の背景となる歴史について学ぶ。後発近代国家としてロシアと日本との比較も視野に入れている。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
× 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
・ソ連解体前後から2010年代までのロシアの宗教行政について理解し、説明できるようになる。
・ロシア正教会および東方正教会について理解し、説明できるようになる。
・ソ連解体前後から2010年代までのロシアに関わる宗教意識調査の結果について理解し、説明できるようになる。
・後発近代国家としてのロシアと日本について、研究課題を見つけられるようにする。 
授業計画
Course Plan
第1回 ロシアに関わる宗教意識調査について〜ソ連解体前後から2010年代を中心に 
第2回 多民族国家ロシアの宗教行政〜ソ連解体前後から2010年代を中心に 
第3回 ロシア正教会は特殊か(1)〜東方正教会の歴史からたどる 
第4回 ロシア正教会は特殊か(2)〜ロシア正教会の歴史からたどる 
第5回 ロシア史における国家と宗教(1)〜教会改革と古儀式派 
第6回 ロシア史における国家と宗教(2)〜ピョートル大帝の宗教行政 
第7回 ロシア史における国家と宗教(3)〜帝国化と多民族統治の視点から 
第8回 ロシア史における国家と宗教(4)〜ソ連時代の宗教行政 
第9回 ロシアにおけるヨーロッパとアジア(1)〜19世紀の思想状況 
第10回 ロシアにおけるヨーロッパとアジア(2)〜20世紀の思想状況 
第11回 ロシアにおけるヨーロッパとアジア(3)〜ユーラシア主義の現代的展開 
第12回 2010年代後半以降における国家と宗教(1)〜ウクライナ正教会の独立 
第13回 2010年代後半以降における国家と宗教(2)〜戦争と宗教 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
【授業前課題】
・各回の授業テーマについて、授業で配布するプリントや事典類などで予習する。
【授業後課題】
・予習したこと・授業で学んだことについてリアクション・ペーパーを作成する。 
評価方法
Evaluation
出席・リアクション・ペーパー(50%)、学期末レポート(50%) 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
授業内で口頭で、あるいは学びの泉でコメントを行なう。 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 沼野充義ほか編  『ロシア文化事典』  丸善出版社       
2. 野中進ほか編  『ロシア文化の方舟』  東洋書店       
3. 森安達也  『キリスト教史III』  山川出版社       
4. 森安達也編  『スラヴ民族と東欧ロシア(民族の世界史10)』  山川出版社       
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業時に参考文献リストおよびプリントを配布する。 
更新日付 2023-02-13 07:01:49.026


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