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科目 ※★西洋文化史講義5 
開講科目群 文化史 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID CHH20500 
開講期・曜日・時限 後期 火曜日 3時限
教職課程との対応 教職に関わる科目(社会、地歴) 
教員氏名

大井 知範(オオイ トモノリ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
女性指導者の実像と描かれ方
~エリザベス1世とサッチャー~ 
授業概要
Course
Outline
 本講義ではイギリスの代表的な女性指導者であるイングランド女王エリザベス1世とイギリス首相サッチャーを取り上げ、女性リーダーが成し遂げた功績と課題を探究する。時代背景が大きく異なるため16世紀の女王と20世紀の首相を単純に比較することはできないが、両者を同時に学ぶことで時代を超越した女性リーダーのあるべき姿も考えてみたい。また、彼女たちを主人公とした映画やミュージカルにも触れ、現代における女性指導者の「描かれ方」や文化的な表象にも注目する。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
mp 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
mp 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
mp 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
mp 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
mp 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
mp 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
mp 
到達目標
Aim/goal
ヨーロッパ近現代の歴史に関して、自らの頭で考えながら評価と歴史解釈を加えることができるようになる。そのために授業外で幅広い文献を読み、明確な論拠に基づく説得力のある主張を展開することができる。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション 
第2回 イングランド女王エリザベス1世(1) ~映画で描かれた女王の「葛藤」~ 
第3回 イングランド女王エリザベス1世(2) ~映画で描かれた女王の「強さ」~ 
第4回 イングランド女王エリザベス1世(3) ~父ヘンリ8世の時代~ 
第5回 イングランド女王エリザベス1世(4) ~不遇の「レディ・ベス」時代~ 
第6回 イングランド女王エリザベス1世(5) ~危機の「レディ・ベス」時代~ 
第7回 イングランド女王エリザベス1世(6) ~逆転の「レディ・ベス」時代~ 
第8回 イングランド女王エリザベス1世(7) ~まとめ~ 
第9回 イギリス首相サッチャー(1) ~マーガレット・サッチャーとは?~ 
第10回 イギリス首相サッチャー(2) ~政治史のなかのサッチャー~ 
第11回 イギリス首相サッチャー(3) ~映画「鉄の女の涙」前編と解説~ 
第12回 イギリス首相サッチャー(4) ~映画「鉄の女の涙」後編と解説~ 
第13回 イギリス首相サッチャー(5) ~まとめ~ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
推奨文献を事前に精読してから授業に臨む。西洋近現代の時代状況についても知らなければならないため、指定文献だけでなく歴史の概説書や通史を手に取り授業外で自主的に閲読する。 
評価方法
Evaluation
授業参加姿勢(議論への参加、毎回のリアクションレポート等) 60%
小レポート(複数回提示) 40%
※受講者数によって割合等を変更する場合があるため、初回授業に必ず参加し確認すること。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
リアクションレポート(内容の匿名公開あり)と小レポートの講評を実施する。個別のフィードバックが必要な場合は授業外での相談に応じる。 
履修前提要件
Prerequisites
 西洋の近現代に関する基礎的な知識と問題関心が求められる。西洋近現代の歴史を学びたいという強い意欲を望む。一話完結型ではなく各回の講義が連続してつながっているため、毎回の出席に自信がない者は履修しないことを推奨する。また課題量が少なくないため安易な受講は避けること。
 本講義は、授業内容が「女性史」とも連動しているため、同科目を受講済みであることが望ましい。 
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. デイヴィッド・スターキー  『エリザベス―女王への道―』  原書房      2006年 
2. 石井美樹子  『エリザベス―華麗なる孤独―』  中央公論新社      2009年 
3. 青木道彦  『エリザベス女王―女王を支えた側近たち―』  山川出版社      2014年 
4. 冨田浩司  『マーガレット・サッチャー―政治を変えた「鉄の女」―』  新潮選書      2018年 
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
必要な資料はコピーして配布する。レジュメを「学びの泉」で事前配布することもあるので、その場合は必ずダウンロードして印刷持参すること。 
更新日付 2023-01-13 16:09:55.096


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