授業テーマ Course Theme
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授業概要 Course Outline
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フランスでは長い年月をかけて多様な美術作品が生み出されてきました。14、15世紀のフランス美術はその最も豊かな成果のひとつであり、のちにルーヴル美術館となるルーヴル王宮が建造されたのも、圧倒的な蔵書数を誇るフランス国立図書館の礎が築かれたのも、まさにこの時代でした。 本講義では、こうした14、15世紀のフランス美術のなかでも特に絵画作品とタピスリーに注目し、背後に横たわる宗教・文化・社会状況を踏まえながら考察していきます。
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学生が授業内で PCを使用する科目
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実務経験のある 教員による科目
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実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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この講義では、ゴシック時代のフランス美術、特に14、15世紀の絵画芸術とタピスリーを、その背後に横たわる宗教・文化・社会状況を踏まえながら考察し、理解することを目標とします。また作品をつぶさに観察し、その造形的な特質を自らの言葉で記述することができるようになることを目指します。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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本講義のガイダンス/イントロダクション
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第2回
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ジャン・ピュッセルと14世紀イタリア絵画
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第3回
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シャルル5世によるパリ改造と芸術
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第4回
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南仏アヴィニョンの芸術
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第5回
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15世紀前半の彩飾写本①『ベリー公のいとも豪華なる時禱書』
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第6回
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15世紀前半の彩飾写本②〈ブシコーの画家〉、〈ベッドフォードの画家〉
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第7回
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15世紀前半の彩飾写本③ガストン・フェビュスの『狩猟の書』
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第8回
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ブルゴーニュ公国の芸術
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第9回
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死と美術
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第10回
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ジャン・フーケ
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第11回
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タピスリー①《アンジェの黙示録》
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第12回
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タピスリー②一角獣のタピスリー
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第13回
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まとめ――パリのなかの中世をさがして/最終レポート提出〆切
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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事前には、シラバスで授業内容を確認し、興味や疑問点について各自調べてみること。 事後には、配布資料やノートを改めて見直し、興味が沸いた作品に関しては積極的に調べてみてください。 その他、授業中に、お勧めの都内近郊で開催中の展覧会情報や美術館情報をお伝えするので、可能ならば足を運び、自分自身の目で本物の芸術を味わうきっかけとしてください。
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評価方法 Evaluation
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最終レポート(Final Report)(50%) 、講義内に行う小テストまたは小課題(複数回)(50%)
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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最終レポートの返却はしませんが、講義内に行う小テストまたは小課題に関しては講義内で簡単な講評会を行います。
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履修前提要件 Prerequisites
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歴史、地理に対する基本的な知識を前提としています。
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関連する ディプロマポリシー
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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佐々木英也・冨永良子編
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『ゴシック2(世界美術大全集 西洋編10) 』
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小学館
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2.
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前川久美子
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『中世パリの装飾写本』』
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工作舎
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3.
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小佐野重利他
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『ルネサンスI―百花繚乱のイタリア、新たな精神と新たな表現(西洋美術の歴史4) 』
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中央公論新社
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4.
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秋山聰他
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『ルネサンスII―北方の覚醒、自意識と自然表現(西洋美術の歴史5) 』
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中央公論新社
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5.
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髙木麻紀子
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『ガストン・フェビュスの『狩猟の書』挿絵研究』 』
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中央公論美術出版
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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講義で用いる資料を講義前日まで学びの泉にアップします。各自で印刷し(白黒でOK)講義に持参してください。配布資料の一部は穴埋めになっています。講義中に教員の説明をもとに答えを書き込み完成させてください。 【注意事項(Notice)】 使用する美術作品の著作権の関係から講義コンテンツの無断転載・無断使用を固く禁じます。
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更新日付
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2022-12-25 17:28:41.901
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