シラバス参照

科目 ※文章力養成 
開講科目群 教養 
履修 選択 
年次 1~3 
単位
開講科目ID SGES1113 
開講期・曜日・時限 後期 火曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

福田 健(フクダ タケシ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
苦なく論説文を書く 
授業概要
Course
Outline
提案書や企画書、大学でのレポート課題など、事実を説明したり自分の意見・判断を主張する文書は、大学在学中もまた社会に出てからも広く求められる。また、それは、自分の思いを人に伝えて実現するために大切な手段でもある。
こうした文書(広義の論説文)は、日記や感想文のような自己開示のための文章とは異なり、読まれる状況や相手に合わせて文章の書き方を変える必要がある。また、書くよりも前に、相手に伝えたい事柄(書く内容)を自分の中に豊かにもつこと、すなわち、その話題について自分の考えをもつことが求められる。この授業では、論説文を自由に書けるようになるために、こうした「書く内容」と「書く方法」の両面についてワークを行う。
書く内容を創るためには、雑誌・ブログ・新聞などに掲載された簡単な論説文を読んでみる、そこで自分が感じたことや考えたことを人に話してみる、人からそうした話を聞いて自分で受け止める、など、書く前の活動を大切にする。
また、書く方法を操るためには、自分の文章が読まれる相手や状況を整理してみる、文章の構成を設計してみる、など、誰にでもできる具体的な手順を使っていく。
2・3名単位で意見を交換したり各自の作文を交換して読むので、それらの学習方法に積極的に参加できることが望ましい。また、限られた書く回数で目標を達成するために、できる限り欠席せずに授業に参加することが求められる。やむを得ず欠席した場合には、学びの泉を参照して、授業の内容を確認必要がある。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
生活の中で出会う社会的な問題について自分の意見をもつことができる。
様々な種類の論説文を適切に書くための条件を説明でき、必要に応じてそれを整えるために努力できる。
特定種類の論説文(大学でのレポートなど)を書くための具体的な方法を説明でき実践できる。 
授業計画
Course Plan
第1回 この授業の概要を把握する。アイスブレイキングに参加する(心をほぐす)。 
第2回 簡単な論説文を書いて振り返る。 
第3回 簡単な論説文の構成を把握し、それを用いて他の論説文を書いてみる。 
第4回 生活の中で出会う社会的な問題(1)を知り、それについての自分の「感想」を話してみる。 
第5回 様々な文章を分類してそれぞれの特徴を整理する。 
第6回 生活の中で出会う社会的な問題(1)について、自分の意見を話してみる。他人の意見を聞いてみる。伝わった内容を確認する。 
第7回 論説文において伝えるべき・伝わるべき内容とは何かを考える。それをもとに論説文を書いてみる。 
第8回 他の人が書いた論説文を読んで推敲を試みる。推敲の方法を整理する。 
第9回 生活の中で出会う社会的な問題(2)について、情報を集めて整理して考える。 
第10回 生活の中で出会う社会的な問題(2)について、自分の意見を話してみる。他人の意見を聞いてみる。 
第11回 生活の中で出会う社会的な問題(2)について、「意見」を書いてみる。 
第12回 生活の中で出会う社会的な問題(2)について、「提案」を書いてみる。 
第13回 授業を振り返り、似た課題に取り組む。 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
指定された話題について、調べる、考える、資料を読解する、作文を書く、人に意見を聞く、など、授業での学習活動に用いる材料・情報を用意することが求められる。 
評価方法
Evaluation
授業中の学習活動への参加状態 40%
授業前後の課題への取り組み状態とその結果(資料整理、作文など) 30%
授業期間の途中・最後での提出物 30% 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
提出された作文への添削・コメント記入、および、学びの泉を通した個別連絡、のいずれかまたは両方によって行う。 
履修前提要件
Prerequisites
原則として、BYOD PC(自分所有のPCを持参すること)を利用して授業を進める。やむを得ず、それができない場合には、大学から貸出されるPC(有料、台数制限あり)を持参して授業に参加すること。PCがないと授業に参加できない(出席にならない)場合がある。 
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
必要な資料は随時、配布されるか、指定された条件で各自が検索・印刷等して入手するものとする。 
更新日付 2021-02-28 18:11:47.113


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