授業テーマ Course Theme
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授業概要 Course Outline
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本講座は、キリスト教とはいったいいかなる宗教であるかを、その成立の過程を歴史的、文献的に検討することを通して明らかにしようとするものである。キリスト教の中心的使信であるイエス・キリストの福音への信仰は、一体いかにして生まれ、形成されていったかを聖書を読み解きながら探っていきたい。
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学生が授業内で PCを使用する科目
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実務経験のある 教員による科目
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実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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今日、全世界に20億人以上の信者を有し、西洋文明の源泉として人類の文化、社会に多大な影響を及ぼしてきたキリスト教について理解するとともに、学んだことをもとにより広い視野をもって現代世界の様々な問題について考えたり、判断できるようになること。今日、世界で起こっている紛争や宗教観対立の問題を理解するのにキリスト教についての知識は必須です。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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序論 - キリスト教を学ぶ意味
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第2回
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I. キリスト教とは - イエス・キリストの信仰
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第3回
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II. キリスト教の聖典としての聖書 - 聖書とはいかなる書物か
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第4回
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III. 古代イスラエルの信仰 - キリスト教への道備え 1. 族長時代 - アブラハム・イサク・ヤコブ
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第5回
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2. 出エジプト - モーセと「十戒」
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第6回
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3. カナン定着と王国の発展
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第7回
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4. 申命記史観 - 古代イスラエルの歴史叙述
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第8回
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5. 王国の分裂と預言者たちの活躍
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第9回
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6. バビロン捕囚とユダヤ教の成立
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第10回
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7. ヘレニズム・ユダヤ教とメシア待望
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第11回
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IV. ナザレのイエス (1) - 福音書と史的イエスの問題 ナザレのイエス (2) - その生涯と教え
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第12回
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ナザレのイエス (3) - 最後の晩餐・逮捕・裁判 ナザレのイエス (4) - 十字架上の死と復活
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第13回
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V. まとめにかえて - キリスト教の誕生と世界宗教への道
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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評価方法 Evaluation
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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毎回の授業の際に聖書小テストを行う。またリアクションを書いてもらい、その次の授業の際にコメントなどを述べる。
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履修前提要件 Prerequisites
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この講座は、決して受講生をキリスト教徒にすることを目的としたものではないが、真にキリスト教を理解するためにはただ単にキリスト教に関する知識を頭に入れるだけではなく、学生一人一人が、人間の「信じる」という在り方、生き方に主体的な関心を抱き、キリスト教の説く神の救いの意味について深く考えることが必要である。あわせて講座全体を通して受講生には、是非、キリスト教の聖典であり、人類の古典である聖書を読み、その内容に親しんでもらいたい。
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関連する ディプロマポリシー
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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『聖書(旧約続編付き 新共同訳 )』
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日本聖書協会
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978-4-8202-1205-8
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3600
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2.
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『聖書(旧約続編付き 聖書協会訳)』
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日本聖書協会
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978-4-8202-1345-1
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3960
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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久山道彦・泉守彦・吉岡良昌
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『考えながら学ぶキリスト教』
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川島書店
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4-7610-0704-4
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2.
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荒井章三
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『ユダヤ教の誕生 - 「一神教」成立の謎』
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講談社学術文庫
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978-4-06-292152-7
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960
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3.
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加藤隆
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『一神教の誕生 - ユダヤ教からキリスト教へ』
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講談社現代新書
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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C. Rowland
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『Christian Origins』
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SPCK
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2.
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A. ノーラン
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『キリスト以前のイエス』
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新世社
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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『聖書』は、旧約と新約、両方を含むもの。新約だけのものは不可。様々な翻訳の聖書が出版されていますが、授業で使用するのは、「新共同訳」ですから「新共同訳」聖書を準備して下さい。初めて聖書を購入するのであれば、日本聖書協会「新共同訳(旧約続編付き)」を推薦します。サイズ、縦書き、横書きなどは問いません。なお、2018年に「聖書協会共同訳」という新しい翻訳聖書(ISBN: 978-4-8202-1345-1)が日本聖書協会から出版されました。この新しい翻訳聖書でも構いませんが、その評価はまだ定まっておりませんので、授業では、1980年代に出版され今日まで用いられてきた「新共同訳」(ISBN:978-4-8202-1205-8) の方を使用します。
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更新日付
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2021-01-27 16:37:09.138
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