授業テーマ Course Theme
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明治期に印刷出版された文献(平仮名漢字交じり)を使って、明治期の日本語について考える
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授業概要 Course Outline
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明治期に印刷された文献を採りあげて、それをよみながら、明治期の日本語について考えるにあたっては、どのようなことに留意し、どのように調べればよいかを修得する。 今年度は『密夫之奇獄』(明治20年:イーグル書房)を採りあげることにする。このテキストは国立国会図書館のデジタルコレクションで画像が公開されているので、基本的にはそれを使う。一部不鮮明な箇所については、必要に応じて、今野が所持しているテキストの画像で補う。『密夫之奇獄』はボッカチオ「デカメロン」の部分訳である。履修者は分担箇所について発表を行ない、発表者以外の履修者はそれに質問をする。 発表以外に、発表にかかわることがらについての課題を出すので、課題をレポートとしてまとめて提出する。
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学生が授業内で PCを使用する科目
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実務経験のある 教員による科目
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実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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明治期の日本語について、調査、分析ができるようになる。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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明治期の日本語についての全般的な講義と分担決め
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第2回
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発表要領の説明
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第3回
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インターネット上で使えるツール・データベースについての説明
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第4回
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発表開始
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第5回
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漢字列という概念の有効性について
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第6回
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漢語の層について
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第7回
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和語と漢語とのかかわりについて
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第8回
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かなづかいについて
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第9回
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振仮名について
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第10回
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送り仮名について
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第11回
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日本語の正書法について
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第12回
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『言海』データベースを使って明治期の日本語を分析する
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第13回
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授業のふりかえりとまとめ
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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配布されたテキストに各自必ず目を通して授業にのぞむこと。わからない点をはっきりさせておく。 課題に取り組む。
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評価方法 Evaluation
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発表及び質問に対する回答 レポート等の提出物 によって成績評価を行なう。
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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レポートは学びの泉に提出する。フィードバックも学びの泉を通して行なう。
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履修前提要件 Prerequisites
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関連する ディプロマポリシー
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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今野真二
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『振仮名の歴史』
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集英社
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978-4-08-720501-5
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700
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2.
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今野真二
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『日本語の近代』
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筑摩書房
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978-4-480-06767-8
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800
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3.
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今野真二
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『百年前の日本語』
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岩波書店
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978-4-00-434385-4
|
700
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4.
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今野真二
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『図説日本語の歴史』
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河出書房新社
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978-4-309-76237-1
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2000
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5.
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今野真二
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『日本語のミッシング・リンク』
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新潮社
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978-4-10-603744-3
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1400
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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今野真二
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『正書法のない日本語』
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岩波書店
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1600
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2.
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今野真二
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『漢字とカタカナとひらがな』
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平凡社
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840
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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テキストは国立国会図書館のデジタルコレクションを使う
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更新日付
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2021-03-03 09:34:24.176
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