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科目 日本古典文学基礎演習2b 
開講科目群 日文 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID JLCL2030 
開講期・曜日・時限 後期 木曜日 3時限
教職課程との対応  
教員氏名

藤井 由紀子(フジイ ユキコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
『伊勢物語』を読む 
授業概要
Course
Outline
『伊勢物語』は、十世紀中頃に成立したとされる歌物語である。この授業では、「日本古典文学基礎演習2a」(前期)の成果を踏まえ、物語の内容を全体の主題とも関わらせて考えていく。先行研究を批判的に読むトレーニングをし、文学研究の多様なアプローチについて学び、自分の主張をより論理的に組み立てていくための方法論について考えていく。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
・多くの古典文学に触れ、それらの比較による検討が行えるようになる。
・学術論文を読むことに慣れ、批判的にまとめることができるようになる。
・論理的な思考とは何かを学び、他者に正確に意図を伝えるための発表方法を身につける。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション 
第2回 『伊勢物語』第一段~第十段の内容のふりかえり(講義) 
第3回 『伊勢物語』の研究史の概説(講義) 
第4回 先行研究の扱い方(講義) 
第5回 担当者による発表(1)─第二十三段を読む 
第6回 担当者による発表(2)─第二十四段を読む 
第7回 論文を読む(1)─学術論文の構成 
第8回 担当者による発表(3)─第四十段を読む 
第9回 担当者による発表(4)─第四十一段を読む 
第10回 論文を読む(2)─論理的展開とは 
第11回 担当者による発表(5)─第六十三段を読む 
第12回 担当者による発表(6)─第六十九段を読む 
第13回 グループワークによるまとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
次回の発表箇所を、全員が読んでくる。発表者は、必要な資料をレジュメにまとめる。発表者以外の受講者は、疑問点を質問できるように準備しておく。必要な論文に目を通しておく。授業後は、指示された参考文献を用いて、作品内容への理解を深める。 
評価方法
Evaluation
平常点20%、口頭発表30%、レポート50%
レポートは、3000字以上の課題を出す。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
授業内の口頭発表については、そのつどコメントを与え、レポートに向けて改善できるようにアドバイスする。レポートは添削の上、コメントを付して返却する。 
履修前提要件
Prerequisites
「日本古典文学基礎演習2a」(前期)を受講していることが望ましい。 
関連する
ディプロマポリシー
JDP1 JDP2 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 石田穣二   『新版 伊勢物語』  角川書店(角川ソフィア文庫)   9784044005016  792   
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
参考にすべき注釈書等については、授業中に説明する。 
更新日付 2021-01-06 14:06:33.359


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