シラバス参照

科目 ※★フィールドワーク2-3 
開講科目群 地民 
履修 選択 
年次 1~4 
単位
開講科目ID GLFW2100 
開講期・曜日・時限 その他 その他 その他
教職課程との対応  
教員氏名

松井 ケティ(マツイ ケティ)

山本 達也(ヤマモト タツヤ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
①イギリス、ヨーク市の Melton College のコース:英語の学習と多文化理解 体験学習 

②アメリカ、ワシントン州先住民特別保留地のコース:英語の学習と多文化理解 体験学習

③アメリカ、オレゴン州 Marylhurst University のコース:英語の学習とボランティア活動

④マレーシア、ペナン島のコース:英語の学習と現地の人々の生活・社会が抱える問題を探る体験学習

⑤モロッコ、ラバト国際大学(International University of Rabat)のコース:アラブ・イスラーム圏の言語、政治、経済、文化、社会、歴史等を理解するための夏季集中留学プログラム 
授業概要
Course
Outline
①イギリス・コース:4週間ヨーク市でホームステイをし、午前中は Melton College において英語の学習、午後はヨーク市およびイギリスの歴史や文化についての講義を受けたり、ヨーク市のさまざまな施設や機関を訪問したりすることによって多文化理解体験学習を行う。

②ワシントン・コース:アメリカ先住民居留地で2~3週間、諸機関への調査訪問や学校訪問をし、先住民やその子どもたちとの交流を通じて彼らの生活と直面している問題を学ぶ。 英語の学習は体験を通して学ぶとともに、毎日振り返りの中で学習する。

③オレゴン・コース:4週間ポートランド市でホームステイをし、Marylhurst University において英語を学習する。 ポートランド市のさまざまな学校、施設、機関、企業、ボランティア団体などで英語のレベルや適性に応じたボランティア活動をすることによって生きた英語を学ぶと同時に多文化理解を体験する。 

④マレーシア・コース:世界遺産の街、ペナン島のジョージタウンで、3週間に亘り、英国やフィリピンの大学で指導経験のある講師(Mr. Gareth Richards(シンガポール国籍))から、英語で東南アジアの歴史や多民族社会、環境問題について学ぶとともに、街に出かけて行き、実際に英語を使いながら英語でのコミュニケーションの方法をマレーシア人講師が教える。ジョージタウンではキリスト教系の宿泊施設、村ではホームステイを経験し、異文化の中で自立と助け合いを学ぶ。週末には、マレーシアの人びとが直面する社会問題—漁村での環境問題や貧困、難民問題などーボランティア活動を行う。前期に開催するオリエンテーション3回(各夕方2時間程度)とワークショップ1回(1日)に参加すること。

⑤モロッコ・コース:モロッコの首都ラバト郊外にあるラバト国際大学(International University of Rabat)にて、清泉女子大学のためにデザインされた夏季集中プログラムを行う。参加者は、基本的に大学内の寮に宿泊し、午前中にアラビア語(正則アラビア語)の講義を受講し、午後にモロッコの政治、経済、歴史、文化等に関するセミナー形式の授業を受講する。その他、文化交流アクティビティとして、アラビア書道、アラブ料理等のワークショップも開催される。また、ラバトを中心としたフィールドワークも行う。週末には、フェズ、カサブランカ等への1泊での訪問、フィールド調査が行われる。現地の人びとの生活を知るために、ホームスティも組み込まれる。参加者は、プログラムの最後に、グループで成果発表のプレゼンテーションを行う必要がある。プログラムの使用言語は、英語(アラビア語のクラスを除く)である。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
No 
実務経験のある
教員による科目
No 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whethe this class will be
conducted all in English (yes/no)
Yes 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
Yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
Yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
Yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
Yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
Yes 
到達目標
Aim/goal
コースが提供する語学研修や語学をツールとして使うことによって、語学力を向上することができる。現地の人々との交流によって現地の歴史と文化に触れて、多文化理解を深めることができる。 
授業計画
Course Plan
第1回 新型コロナウィルスの感染状況等によって、変更(延期、中止)の可能性があることに注意。
①~④ コースに関してはそれぞれのコースが提供するプランに沿って参加する。コース日程と概要は4月のガイダンスの時に紹介する。
⑤ モロッコ・コースのプランは以下である:8月30日〜9月16日の約20日間の日程を予定。モロッコの首都ラバト郊外にあるラバト国際大学(International University of Rabat)にて、モロッコおよびアラブ・イスラーム圏の言語、政治、経済、文化、社会、歴史等を理解するための夏季集中特別プログラムを行う。アラビア語を学習するためのクラスの他、セミナー形式での授業、文化交流ワークショップが行われる。また、ホームスティを通して、現地の人びとの生活を理解する。プログラムの使用言語は、英語(アラビア語のクラスを除く)である。 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
① イギリス・コース:渡航前に日本文化について英語のレポートを地球市民学科の担当教員に提出すること。

② ワシントン・コース:渡航前に日本文化について英語のレポートを地球市民学科の担当教員に提出すること。また、アメリカ先住民の歴史などについて事前学習を2回行うので、必ず出席のこと。

③ オレゴン・コース:渡航期に日本文化について英語のレポートを地球市民学科の担当教員に提出すること。

④ マレーシア・コース:渡航前に「マレーシアで学びたいこと」についての英語のレポートを地球市民学科の担当教員に提出すること。また、マレーシアの現状や安全管理についてなど、事前学習を3回(各夕方2時間程度)とワークショップ1回(1日)に参加すること。

⑤ モロッコ・コース:前期中に担当教員(山本達也)と数回の事前学習を行う。日程等は、参加者と調整の上決定する。 
評価方法
Evaluation
①  イギリス・コース:出発前に提出したレポートとMelton College による評価・課題に基づいて、総合的に評価する。

② ワシントン・コース:出発前に提出したレポート、2回の事前学習、帰国後のレポートと現地のキャンプリーダーによる評価に基づいて総合的に評価する。

③ オレゴン・コース:出発前に提出したレポートとMarylhurst Universityによる評価・課題に基づいて、総合的に評価する。

④マレーシア・コース: 現地での講義への参加状況・マレーシア人講師による評価・課題、帰国後のレポートに基づいて、総合的に評価する。

⑤モロッコ・コース:現地での講義への参加状況、ラバト国際大学の教員による評価、プログラム最後に行われる最終プレゼンテーションの成果、帰国後のレポート等を総合して評価する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
授業は行わない。 
履修前提要件
Prerequisites
① イギリス・コース:地球市民学科生優先。 人数制限無し。 履修を考えている学生は前期に登録し、4月に開かれるフィールドワーク説明会に必ず出席すること。 4年生は履修することはできるが単位は取得できない。 別途費用がかかるので詳細は後日知らせる。

② ワシントン・コース:地球市民学科生優先。人数制限は10人まで。夏のプログラムも、春のプログラムも履修を考えている学生は前期に登録し、4月に開かれる説明会に必ず出席すること。別途費用がかかるので詳細は後日知らせる。4年生は春のプログラムを履修することはできるが単位は取得できない。 また、参加を希望する学生は以下の条件を満たさなければならない。
 
 1. 異文化に対する興味がある人
 2. アメリカ先住民の様々な活動に興味を持ち積極的に参加できる人
 3. フィールドワークのみならず事前準備や事後の活動にも責任をもって積極的に参加できる人
 4. フィールドワーク中の団体行動に協力的な人
 5. 異なる衣食住や生活環境に対して文句を言わず学びとして取り組める人
 6.自己責任での行動、およびグループ行動ができる人
 7. 積極的にリーダーシップ能力を身につけたい人
 8. 体力にある程度自信がある人
 9. 時間を厳守できること
10. 決めたことを最後まで、やりとおすことができること

  希望者が10名以上の場合上記の条件を自分がどのように充たしているか、具体的的な事例等も含めて説得力のある文章を書いて地球市民学科担当教員に提出する。文章の長さ、形式は問わない。締め切りは4月の説明会で指定する。

③ オレゴン・コース:地球市民学科生優先。 人数制限については未定。
Summer Program も Winter Program も履修を考えている学生は前期に登録し、4月に開かれるフィールドワーク説明会に必ず出席すること。4年生はWinter Program を履修することはできるが単位は取得できない。 別途費用がかかるので詳細は後日知らせる。

④ マレーシア・コース:地球市民学科生優先。 人数制限については未定。履修を考えている学生は前期に登録し、4月に開かれるフィールドワーク説明会に必ず出席すること。別途費用がかかるので詳細は後日知らせる。

⑤ モロッコ・コース:地球市民学科優先。人数は15名まで。4月に開かれるフィールドワーク説明会に出席すること。現地でのプログラムについていくための英語力を出発まで習得し続ける努力を求める。 
関連する
ディプロマポリシー
GDP1, GDP2, GDP3, GDP4,LDP1,LDP3,LDP4,LDP5,LDP6 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the textbook,
if any
更新日付 2021-01-17 23:41:52.294


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