授業テーマ Course Theme
|
|
|
|
授業概要 Course Outline
|
|
英仏中世のゴシック大聖堂のステンドグラスについて、代表例を取り上げながら、その読み解きを学ぶ。特にCovid禍の日々、西洋中世の人々がどのような思いを「光と色」の荘厳芸術にこめたか、考えてみたい。
|
|
|
学生が授業内で PCを使用する科目
|
|
|
|
実務経験のある 教員による科目
|
|
|
|
実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
|
|
実際にステンドグラス制作を試みた体験から、12~13世紀の写しの実例を用いて、手触りを経験しながら理解の助けとしたい。清泉女子大学のコンドルの窓からもステンドグラスの意味を考える。
|
|
|
英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
|
|
|
|
課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
|
|
|
|
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
|
|
|
|
グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
|
|
|
|
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
|
|
|
|
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
|
|
|
|
到達目標 Aim/goal
|
|
ステンドグラス等の中世美術全般の見方を知ることによって、表現されているキリスト教の中心主題;イエス・キリスト、聖母マリア、12使徒、諸聖人等の見方が理解できるようになる。また、聖堂内の位置の重要性や価値の多様性など、知識を得てはじめて理解できるキリスト教独自の美の規範もあることに気が付くであろう。これまでとは異なる見方で建築空間とガラス芸術との総合美と向き合うことができるようになる。
|
|
|
授業計画 Course Plan
|
|
第1回
|
はじめに ー中世美術の特質、特にステンドグラスとは何かー
|
第2回
|
聖堂の窓とステンドグラス (1)ロマネスクの窓とその装飾
|
第3回
|
聖堂の窓とステンドグラス (2)ゴシック大聖堂の窓とその装飾ー写本装飾や彫刻像との関係ー
|
第4回
|
写本挿絵とステンドグラス 『道徳聖書』との関連について
|
第5回
|
パリのノートル・ダム大聖堂のステンドグラス
|
第6回
|
シャルトル大聖堂のステンドグラス(その1) 聖母伝図像関連
|
第7回
|
シャルトル大聖堂のステンドグラス(その2) キリスト伝図像関連
|
第8回
|
シャルトル大聖堂のステンドグラス(その3) 三つの薔薇窓関連
|
第9回
|
英国の大聖堂とステンドグラス関連 ーリンカン大聖堂の窓ー
|
第10回
|
英国の大聖堂とステンドグラス関連 ーカンタベリ大聖堂の窓ー
|
第11回
|
フランスの大聖堂 ートゥール、ブールジュ、リヨン大聖堂ー
|
第12回
|
パリ、サント・シャペルのステンドグラス群について
|
第13回
|
まとめ: 黙示録著者としての聖ヨハネとステンドグラス
|
|
|
授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
|
|
新約聖書の、特に福音書を読んで、キリスト伝諸場面や例え話など、キリスト教図像の基礎となる物語りの予備知識があると好ましい。簡単な聖書物語やキリスト教絵画の基礎的知識など図書館で調べておく。近代の画集や美術全集なども多く見るように心がけること、各地の美術館で開催される展覧会にも足を運んでおいて欲しい。
|
|
|
評価方法 Evaluation
|
|
授業の最後に試験をする。出席は原則として3分の2以上、リアクションペーパーの内容も加味して採点する。
|
|
|
課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
|
|
毎回リアクションペーパーを書いてもらう。さらに時折課題を出して、それにコメントして返すなどフィードバックを行う。
|
|
|
履修前提要件 Prerequisites
|
|
|
|
関連する ディプロマポリシー
|
|
|
|
使用テキスト Textbook to be used, if any
|
|
|
|
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
|
|
| |
番号
|
著者 Author
|
書名 Title
|
出版社 Publisher
|
ISBN
|
定価 Price
|
備考 Remarks
|
|
1.
|
|
|
|
|
920円
|
|
|
|
|
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
|
|
| |
番号
|
著者 Author
|
書名 Title
|
出版社 Publisher
|
ISBN
|
定価 Price
|
備考 Remarks
|
|
1.
|
木俣元一、小池寿子
|
『西洋美術の歴史3, 中世Ⅱ,ロマネスクとゴシックの宇宙』
|
中央公論新社
|
9784124035933
|
3800円
|
|
|
|
|
テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
|
|
授業のレジュメ等は毎回の授業時に配布する。参考資料等に関しては授業の際に適宜紹介する。
|
|
|
更新日付
|
|
2021-01-10 15:27:13.03
|