シラバス参照

科目 文化史入門演習(美術) 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次
単位
開講科目ID CHAR2050 
開講期・曜日・時限 通年 月曜日 2時限
教職課程との対応  
教員氏名

高野 禎子(タカノ ヨシコ)

佐々木 守俊(ササキ モリトシ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
《前期》キリスト教美術の作品を読み解く
《後期》日本美術史(飛鳥時代~江戸時代) 
授業概要
Course
Outline
《前期》キリスト教美術の主題が描かれた作品について発表を行う。各主題の特徴について具体例を挙げて読み解いていく。作品の基本情報や参考文献などを記載したレジュメを発表時に配布。
《後期》テキストの構成に即して発表テーマを決め、そのテーマを順番に発表させる。発表に際しては、そのテーマにかかる教科書の記述の論旨をまとめること、テーマに関連する主要作品の資料をさがして写真をふくむ基本的な情報を収集すること、それらを集成した発表資料(レジュメ)をつくることが要求される。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
yes 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
《後期》学芸員としての実務経験から得られた知見を講義内容に反映している。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
《前期》西洋美術におけるキリスト教美術の意味について教科書を用いて各項目を読みながら学ぶ。礼拝像や説話場面がどのように表現されてきたのか、様々な時代の作品に触れながら理解を深める。西洋美術史の基礎的な研究発表方法を習得。
《後期》日本美術史の枠組み、そのなかでの各作品の歴史的意義を理解する。日本美術史の基礎的な研究発表方法を習得する。 
授業計画
Course Plan
第1回 前期オリエンテーション。参考文献・学習方法を指導して発表分担を決定する。発表方法・発表資料指導も行う。 
第2回 発表(1) 聖母マリア伝 (その1) マリアの誕生 
第3回 発表(2) 聖母マリア伝 (その2) マリアの幼年時代 
第4回 発表(3) キリスト伝(その1) 受胎告知~降誕まで 
第5回 発表(4) キリスト伝(その2) 幼年時代 
第6回 発表(5) キリスト伝(その3) 公生涯 キリストの洗礼 
第7回 発表(6) キリスト伝(その4) 奇跡譚 
第8回 発表(7) キリスト伝(その5) キリスト受難伝 エルサレム入城他 
第9回 発表(8) キリスト伝(その6) キリスト受難伝 最後の晩餐他 
第10回 発表(9) キリスト伝(その7) 捕縛~磔刑他  
第11回 発表(10) キリスト伝(その8) キリストの復活他 
第12回 発表(11) キリスト伝(その9) キリストの昇天他 
第13回 発表(12) 最後の審判  前期のまとめ 
第14回 後期オリエンテーション。参考文献、学習方法指導。 
第15回 テキストの構成に即して発表分担を決定する。発表方法・発表資料指導。 
第16回 発表① 飛鳥時代の仏教美術 
第17回 発表② 奈良時代の仏教美術 
第18回 発表③ 平安時代の仏教美術 
第19回 発表④ 鎌倉時代の仏教美術 
第20回 発表⑤ 平安~鎌倉時代の絵巻物 
第21回 発表⑥ 南北朝~室町時代の絵画(1) 
第22回 発表⑦ 室町時代の絵画(2) 
第23回 発表⑧ 桃山時代の絵画 
第24回 発表⑨ 江戸時代の絵画(1) 
第25回 発表⑩ 江戸時代の絵画(2) 
第26回 発表⑪ 江戸時代の絵画(3) 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
《前期》テキストを事前に読み、担当作品以外の主題に関しても理解しておくこと。特にキリストの生涯に関しては、新約聖書の冒頭にある四福音書を参考にすること。発表時には参考文献に目を通し、発表資料(レジュメ)を作成。履修者全員分のコピーを事前に用意する。
《後期》テキストをよく読むこと。報告にあたっている場合は、なるべく多くの参考文献を渉猟したうえで、また適切な図版資料を集成したうえで、発表資料(レジュメ)を作成し、それぞれ履修者全員分のコピーを用意する。 
評価方法
Evaluation
《前・後期共通》原則として3分の2以上出席し、課せられた発表を行い、意見等を述べる。以上を総合して成績をつける。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
リアクション・ペーパー等で感想などを書いてもらうことがあるが、その場合にコメント等を付して返却することもある。 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
CDP1 CDP2 CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 柳宗玄  『キリスト  美術にみる生涯』  八坂書房  978-4-89694-996-4  2592   
2. 辻惟雄監修  『カラー版 増補新装 日本美術史』  美術出版社  4-568-40065-1  2090   
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
《前・後期共通》テキストは初回から必ず持参すること 
更新日付 2021-01-16 12:10:31.277


PAGE TOP