シラバス参照

科目 男女の共生学a 
開講科目群 教養 
履修 選択 
年次 1~4年次 
単位
開講科目ID SGES1490 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 3時限
教職課程との対応  
教員氏名

堀江 有里(ホリエ ユリ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
ジェンダー論入門 
授業概要
Course
Outline
本講義では、ジェンダーという視点からわたしたちの生きる社会を解読します。日本社会における「男女の共生」をめざすためにジェンダーの諸問題をフェミニズム(女性解放の運動/思想)の知見をもとに解読します。また、〈男性〉〈女性〉という性別区分を生み出す性別二元論に注目し、そのあいだを越境する(トランスジェンダー)状況をも含めて考察していくこととします。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
社会のなかに「性別二元論」という価値観がどのように表れているのかを考えること。そして、日常生活のさまざまな場面で立ち止まり、考えるきっかけを生み出すこと。これらの姿勢を身につけることが本講義の到達目標です。 
授業計画
Course Plan
第1回 授業の概要と導入/ジェンダー論の射程 
第2回 ジェンダーとは何か(1):ジェンダーの視点を学ぶ 
第3回 ジェンダーとは何か(2):性の多様性 
第4回 フェミニズムの思想と実践(1):人権概念と女性の権利 
第5回 フェミニズムの思想と実践(2):女性解放運動とあゆみ 
第6回 フェミニズムの思想と実践(3):日本における女性解放運動 
第7回 性別二元論の再考(1):トランスジェンダーと性同一性障害 
第8回 性別二元論の再考(2):トランスジェンダーと医療 
第9回 性別二元論の再考(3):トランスジェンダーと法制度 
第10回 性暴力の諸問題(1):親密な関係性における暴力 
第11回 性暴力の諸問題(2):労働の場における暴力 
第12回 軍隊と性(1):戦時下性暴力 
第13回 軍隊と性(2):軍隊「慰安婦」制度 
第14回 軍隊と性(3):米軍基地と性暴力 
第15回 ふりかえりとまとめ:ジェンダーをめぐる課題と展望 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
日常生活のなかで「常識」とされる事柄の前に立ち止まり、「あたりまえ」を問う姿勢を身に着けてください。また。紹介した参考文献などにできるだけ触れ、わからないことは図書館で調べる習慣をつけてください。 
評価方法
Evaluation
学期末に筆記試験を実施します(80%)。そのほか、リアクション・ペーパーの提出を求めるほか、受講態度も勘案し(20%)、総合的に成績評価を行ないます。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
リアクション・ペーパーに記載された事柄については次回の講義冒頭にて適宜リプライします。 
履修前提要件
Prerequisites
「男女の共生学b」(セクシュアリティ論)とあわせて履修することが望ましい。 
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 加藤秀一  『はじめてのジェンダー論』  有斐閣  978-4641150393  1,944   
2. 江原由美子  『ジェンダー秩序』  勁草書房  978-4326652518  3,780   
3. 大越愛子・倉橋耕平  『ジェンダーとセクシュアリティ:現代社会に育つまなざし』  昭和堂  978-4812213469  2,592   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
教科書は使用しません。参考文献は講義内にて適宜紹介します。 
更新日付 2020-01-23 16:42:01.97


PAGE TOP