授業テーマ Course Theme
|
|
|
|
授業概要 Course Outline
|
|
世界に大きな影響を与えてきたユダヤ人の歴史、思想、文化について多角的に学ぶ。ユダヤ人の思考法を支えてきたヘブライ語の簡単な解説や、「ユダヤ人問題」を扱った映像を見たり、ユダヤ人思想家、文学者の作品の読んで感想を書いてもらったりする。
|
|
|
学生が授業内で PCを使用する科目
|
|
|
|
実務経験のある 教員による科目
|
|
|
|
実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
|
|
|
|
英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
|
|
|
|
課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
|
|
|
|
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
|
|
|
|
グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
|
|
|
|
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
|
|
|
|
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
|
|
|
|
到達目標 Aim/goal
|
|
ユダヤ人の文化、思想の特質について理解するとともに、ナチスのホロコーストにつながる「反ユダヤ主義」や今日のパレスチナ問題などに関心を持ち、考えるための広い視野を獲得すること。
|
|
|
授業計画 Course Plan
|
|
第1回
|
序 - ユダヤ人とは誰か
|
第2回
|
Ⅰ. ヘブライ語とユダヤ人の暮らし
|
第3回
|
Ⅱ. ユダヤ人の歴史と思想
1. 旧約聖書に描かれた時代 1 - 父祖の時代
|
第4回
|
2. 旧約聖書に描かれた時代 2 - バビロン捕囚とユダヤ教の成立
|
第5回
|
3. ヘレニズム期のユダヤ教 - アレクサンドリアのフィロン
|
第6回
|
4. ユダヤ人イエスと「異邦人の使徒」パウロ - ユダヤ教とキリスト教の分離
|
第7回
|
5. ラビのユダヤ教の成立 - 「ミシュナー」、「タルムード」
|
第8回
|
6. 中世ユダヤ思想 - 「カバラ」神秘主義、スピノザ
|
第9回
|
7. 「反ユダヤ主義」の系譜 - ドレフュス事件、ナチスによるホロコースト
|
第10回
|
8. シオニズム運動からイスラエル建国へ
|
第11回
|
9. 中東パレスチナ問題 - エルサレムは誰のものか?
|
第12回
|
Ⅲ. 映画・文学作品に現れたユダヤ人・ユダヤ思想
|
第13回
|
Ⅳ. ユダヤ人の思想家たち
|
第14回
|
結び - 日本とユダヤ
|
第15回
|
まとめ
|
|
|
授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
|
|
ユダヤ人、ユダヤ思想に関する書物を読んだり、情報を調べ、基本的な知識を得る。
|
|
|
評価方法 Evaluation
|
|
授業への出席参加状況と学期末レポートにより評価する。
|
|
|
課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
|
|
毎回の授業の際に書かせるリアクションペーパーに関して、その次の授業の際にコメントなどを述べる。
|
|
|
履修前提要件 Prerequisites
|
|
特にないが、主題とするテーマに関心を持って受講して欲しい。
|
|
|
関連する ディプロマポリシー
|
|
|
|
使用テキスト Textbook to be used, if any
|
|
| |
番号
|
著者 Author
|
書名 Title
|
出版社 Publisher
|
ISBN
|
定価 Price
|
備考 Remarks
|
|
1.
|
市川裕
|
『ユダヤ人とユダヤ教』
|
岩波新書
|
978-4004317555
|
858
|
|
|
2.
|
臼杵陽
|
『世界史の中のパレスチナ問題』
|
講談社現代新書
|
978-4062881890
|
1260
|
|
|
3.
|
荒井章三
|
『ユダヤ教の誕生――「一神教」成立の謎』
|
講談社学術文庫
|
978-4062921978-4061488342
|
1111
|
|
|
|
|
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
|
|
| |
番号
|
著者 Author
|
書名 Title
|
出版社 Publisher
|
ISBN
|
定価 Price
|
備考 Remarks
|
|
1.
|
ポール・ジョンソン
|
『ユダヤ人の歴史 上・下』
|
徳間書店
|
4-19-861068-1
|
|
|
|
2.
|
上田和夫
|
『ユダヤ人』
|
講談社現代新書
|
978-4061488342
|
756
|
|
|
3.
|
手島勲矢
|
『わかるユダヤ学』
|
日本実業出版社
|
4-534-03449-0
|
1700
|
|
|
4.
|
沼野充義(編)
|
『ユダヤ学のすべて』
|
新書館
|
978-4403251009
|
|
|
|
|
|
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
|
|
| |
番号
|
著者 Author
|
書名 Title
|
出版社 Publisher
|
ISBN
|
定価 Price
|
備考 Remarks
|
|
1.
|
レオン・ポリアコフ
|
『反ユダヤ主義の歴史』
|
筑摩書房
|
|
|
|
|
2.
|
ジョルジュ・ベンスサン
|
『ショアーの歴史』
|
白水社
|
978-4-560-50982-1
|
1200
|
|
|
3.
|
M.ラビ・トケイヤー
|
『ユダヤ五〇〇年の知恵』
|
講談社
|
978-4062560085
|
777
|
|
|
4.
|
アンドレ・シュラキ
|
『ユダヤ思想』
|
白水社
|
4-560-05400-2
|
750
|
|
|
|
|
テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
|
|
テキストは、授業全体に関わり、わかりやすく参考になるものを選んだ。 必要な資料などはその都度、授業内で配布する。
|
|
|
更新日付
|
|
2020-01-20 18:38:50.448
|