授業テーマ Course Theme
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《竹田》キリスト教人間観の基礎 《吉岡》心理学から見た人間について 《井上》ジェンダーとセクシュアリティ 《坂田》他者とはなにか
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授業概要 Course Outline
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《竹田》西洋の文化や思想、世界観に大きな影響を与えてきたキリスト教の人間観の基礎について学ぶ。 《吉岡》人間について、心理学が明らかにしてきたことをもとに考えていきたい。日常生活の中で経験する心の動きについて、意識的、理論的に捉えなおしてみたい。 《井上》ジェンダー・セクシュアリティをめぐる問題がどのようにことばとして表現され、考察されてきたかについて文献を読んで考える。 《坂田》「他者」とはなにかという問いを根本に据え、哲学者たちの見解や現代的問題、実例をもとに考える。
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学生が授業内で PCを使用する科目
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実務経験のある 教員による科目
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実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
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英語で授業を行う科目 Whethe this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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《竹田》様々な価値観や情報があふれる現代社会の中で、自分自身を含めた人間というものについて自ら深く考え、判断できる力をつけるとともに、聖書を読む面白さや聖書から学ぶ意味を理解する。 《吉岡》心理学のいくつかの基本的な概念や、心理学の考え方について理解する。 日常生活におけるわれわれの心の動きや、そこに潜む不思議さに気づくようになる。 《井上》ジェンダー・セクシュアリティをめぐる「当たり前」を問い直し、ことばで表現できるようになる。 《坂田》自分自身と他者の関係性について問い直す端緒を得る
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授業計画 Course Plan
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第1回
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《竹田》 旧約聖書「創世記」冒頭部(第1章から第3章)の「人間創造物語」を読み解きながら、キリスト教における人間観の基礎を説明する。 1. 神との関わりにおいて ー キリスト教人間論の特質 2. 二つの天地創造物語 ー「神の似姿」としての人間 3. 人間の堕落とその結果 ー 罪と死 4. キリストにおける人間の救い 5. キリスト教人間論の今日的意味 ー 人間中心主義から超ヒューマニズムへ
《吉岡》 1. 無意識 2. 認知的不協和 3. 錯誤帰属
《井上》 1. 女性学・男性学 2. さまざまな結婚のかたち 3. ジェンダー・セクシュアリティ・ことば
《坂田》 1. 自分自身と他者の存在 2.対話とはなにか 3.愛の諸相
四人の教員によるオムニバス形式の授業の他、学期の中間と終わりに二回の講演会が行われる。
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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《竹田》可能であれば、旧約聖書「創世記」第1章から第3章を読んでみる。 《吉岡》授業までに読んでおく文献や完成させておくべきワークシートなどが示された場合は、その課題を完成させておく。授業の際に関連した文献を紹介するので、目を通すように心がける。 《井上》課題として出されるワークシートを完成させる。 《坂田》ワークシートが課題として出された場合はそれを仕上げる。
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評価方法 Evaluation
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《竹田》毎回の授業におけるリアクション・ペーパー、ならびに三回の講義を受けてのショート・レポートに出席の状況を総合して評価する。 《吉岡》授業への取組状況(リアクションペーパー等50%)と3回の講義を受けてのレポート(50%)を総合して評価する。 《井上》出席とリアクション・ペーパーの提出率を加味しつつ、その内容から評価を行う。 《坂田》リアクションペーパーの提出率を加味しつつ、その内容から評価を行う。 《総合》人間論は、四人の教員がオムニバス形式で担当する講義であるため、担当教員それぞれの評価と講演会などへの出席、レポート提出などの状況を総合して評価する。
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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《竹田》リアクションペーパーについて次回の授業でコメントする。 《吉岡》リアクションペーパー、レポートを返却する。 《井上》リアクションペーパーについてコメントする。 《坂田》リアクションペーパー、ワークシートについてコメントする。
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履修前提要件 Prerequisites
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《竹田》テキストとして『聖書』を題材にするが、『聖書』を読んだことがなくてもまったく構わない。ただ主体的関心をもって授業に臨んで欲しい。 《吉岡》特になし 《井上》特になし 《坂田》特になし
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関連する ディプロマポリシー
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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『聖書(旧約聖書続編付き 新共同訳』
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日本聖書協会
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978-4-8202-1205-8
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3600
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2.
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『聖書(旧約聖書続編付き 聖書協会訳)』
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日本聖書協会
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978-4-8202-1345-1
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3960
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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伊藤公雄・牟田和恵
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『ジェンダーで学ぶ社会学〔全改訂版〕』
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世界思想社
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978-4790716686
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2.
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田中雅一・中谷文美編
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『ジェンダーで学ぶ文化人類学』
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世界思想社
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978-4790710967
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3.
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田中雅一・川橋範子
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『ジェンダーで学ぶ宗教学』
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世界思想社
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978-4790712794
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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岸英司(編)
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『宗教の人間学』
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世界思想社
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978-4790705130
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2.
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岡田温司
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『アダムとイブ - 語り継がれる「中心の神話」』
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中公新書
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978-4-12-102188-5
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820
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the textbook, if any
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《竹田》『聖書』は、旧約と新約、両方を含むもの。新約だけのものは不可。様々な翻訳の聖書が出版されていますが、授業で使用するのは、「新共同訳」ですから「新共同訳」聖書を準備して下さい。初めて聖書を購入するのであれば、日本聖書協会「新共同訳(旧約続編付き)」を推薦します。サイズ、縦書き、横書きなどは問いません。なお、2018年に「聖書協会訳」という新しい翻訳聖書(ISBN: 978-4-8202-1345-1)が日本聖書協会から出版されました。この新しい翻訳聖書でも構いませんが、その評価はまだ定まっておりませんので、授業では、1980年代に出版され今日まで用いられてきた「新共同訳」の方を使用します。ただし、この授業では必要な部分はコピーして配布します。 《吉岡》授業時に資料を配布する。 《井上》授業時に資料を配付する。
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更新日付
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2020-01-20 23:45:06.657
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