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科目 ※日本語学演習2a 
開講科目群 日文 
履修 選択 
年次 2~4年次 
単位
開講科目ID JLJL2120 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

田和 真紀子(タワ マキコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
文献を読みながら日本語学における研究テーマの設定の仕方と基本となる分析方法の修得を目指す。
近代語成立期の日本語について理解を深める 
授業概要
Course
Outline
近世初頭成立の大蔵流狂言台本「虎明本」をテキストとして、同「虎寛本」、和泉流『狂言六義』と比較しながら語釈・現代語訳を行う。また、語釈の中から付属語1語・自立語1語を取り上げ、その語の意味・用法について、同時代資料から用例を収集して比較したり、辞書・文法書の用法記述などを参考にしたりしながら、工夫して発表する。その発表について、演習参加者と討議する。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
1.日本語学の観点による問題設定ができるようになる。
2.参考文献の利用方法、先行研究の探し方、論文の書き方など、卒業論文執筆に必要な知識を身に着け、その知識を使うことができる。 
授業計画
Course Plan
第1回 目的、授業の進め方を説明する。分担を決定する。 
第2回 発表の仕方、資料について(講義) 
第3回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(1回目担当者の範囲―もち酒①) 
第4回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(2回目担当者の範囲―もち酒②) 
第5回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(3回目担当者の範囲―もち酒③) 
第6回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(4回目担当者の範囲―うつぼ猿①) 
第7回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(5回目担当者の範囲―うつぼ猿②) 
第8回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(6回目担当者の範囲―うつぼ猿③) 
第9回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(7回目担当者の範囲―うつぼ猿④) 
第10回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(8回目担当者の範囲―柿山伏①) 
第11回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(9回目担当者の範囲―柿山伏②) 
第12回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(10回目担当者の範囲―ちぎりき①) 
第13回 語釈・現代語訳、自立語・付属語各1語について発表する。(11回目担当者の範囲―ちぎりき②) 
第14回 授業内講演 
第15回 まとめ。 レポート執筆に関する説明。 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
発表担当者は、発表資料を作成し、発表1週間前に配付する。発表者以外の受講者は、配布された発表資料の担当範囲の本文と発表資料を読み、質問を考えておく。 
評価方法
Evaluation
発表に対するコメント30%+発表20%+授業中の活発な質疑30%+レポート20% 
本演習では発表に対するコメントを重視する。
発表当日に無断欠席したものは履修放棄とみなし、評価しない。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
発表に対するコメントについては、次の授業開始時にフィードバックを行う。レポートにはコメントを入れて返却する。 
履修前提要件
Prerequisites
日本語学基礎演習を履修し終えていることが望ましい。 
関連する
ディプロマポリシー
JDP1 JDP2 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 池田廣司・北原保雄  『大蔵虎明本狂言集の研究 上・中・下』  表現社      購入不要 
2. 笹野堅校訂  『『能狂言 : 大藏虎寛本』』  岩波書店      購入不要 
3. 北原保雄・ 小林賢次  『『狂言六義全注』』  勉誠社      購入不要 
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1.   『『日本国語大辞典』第二版』  小学館       
2.   『『時代別国語大辞典 室町時代編1~5』』  三省堂       
3. 北原保雄他  『大蔵虎明本狂言集総索引1~8』  武蔵野書院       
4. 東京都立大学中世語研究会編  『『狂言六義総索引』』  勉誠出版  4585280332     
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. ジョアン・ロドリゲス (著), 土井 忠生 (翻訳)  『日本大文典』  三省堂       
2. Joam Rodriguez (原著), 池上 岑夫 (翻訳  『日本語小文典〈上〉〈下〉 (岩波文庫) 』  岩波書店  4003368118     
3. 土井 忠生 他(編集, 翻訳)  『邦訳 日葡辞書』  岩波書店  4002004511     
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2020-01-28 16:22:28.601


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