シラバス参照

科目 ※★フィールドワーク3-3 
開講科目群 地民 
履修 選択 
年次 2~4年次 
単位  
開講科目ID GLFW3100 
開講期・曜日・時限  
教職課程との対応  
教員氏名
備考  



授業テーマ
Course
Theme
鹿児島県いちき串木野市におけるフィールドワーク(現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」) 
授業概要
Course
Outline
「地方創生」「地域活性化」は、近年、メディアでもしばしば取りあげられる社会的な課題となっている。

地方には多くのものが「不足」していて、都会にはそれらが「充足」しているという見方がある。それゆえ、人々(特に若者)は、都会を目指し、地方は人口流出、人材流出に悩むことになるという説明である。

確かに、20世紀を振り返ると、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京といった大都市の時代だったと振り返ることができる。しかしながら、地球規模の課題として「環境問題」、「エネルギー問題」、「格差の拡大」、「経済的な不況」、「金融危機への不安の高まり」などが指摘されている中、20世紀的な価値観で21世紀を突き進むことへのある種の「限界」も議論されるようになっている。

本当に、21世紀も引き続き「大都市の時代」が続くと仮定できるのだろうか。本当に、地方は多くのものが「不足」しているという理解でよいのだろうか。

本講義では、こうしたグローバルな視点を共有しつつも、その中でのローカル(地方)の課題と可能性について、文献およびフィールド調査を通して迫っていく。最終的には、現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」を踏まえつつ、いちき串木野市役所に対して「次世代の地方都市をデザイン」するに資する創造的な政策提言を行う。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
yes 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whethe this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
鹿児島県いちき串木野市でのFWを通して、フィールドワーク技法を理論的・実践的に理解し体得する。

その上で、現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」への理解を深め、いちき串木野市役所に対して「次世代の地方都市をデザイン」するに資する創造的な政策提言を行う。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション:本フィールドワークのねらいと背景 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
課題文献を読み、論点をまとめ、ディスカッションの準備を行う。 
評価方法
Evaluation
授業およびフィールドワークでの貢献度(50%)、報告書および報告会での発表内容(50%) 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
適宜課される課題についてのフィードバックは、授業内で口頭で行う。 
履修前提要件
Prerequisites
講義の性質上、授業外での作業時間の確保が必須となる。また、授業外での学習やイベントに積極的に参加する姿勢のある履修者を歓迎する。

年度末に、いちき串木野市を再訪し、「政策提言プレゼン」を予定している。場合によっては、春季休暇中にも相応の活動があり得ることに留意されたい。

履修人数である12名を超える履修登録があった場合、抽選・事前課題による履修者選抜を行う。 
関連する
ディプロマポリシー
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 山本達也  『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』  花伝社  4763408062  1870円   
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the textbook,
if any
更新日付 2020-01-11 13:13:41.879


PAGE TOP