授業テーマ Course Theme
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鹿児島県いちき串木野市におけるフィールドワーク(現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」)
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授業概要 Course Outline
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「地方創生」「地域活性化」は、近年、メディアでもしばしば取りあげられる社会的な課題となっている。
地方には多くのものが「不足」していて、都会にはそれらが「充足」しているという見方がある。それゆえ、人々(特に若者)は、都会を目指し、地方は人口流出、人材流出に悩むことになるという説明である。
確かに、20世紀を振り返ると、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京といった大都市の時代だったと振り返ることができる。しかしながら、地球規模の課題として「環境問題」、「エネルギー問題」、「格差の拡大」、「経済的な不況」、「金融危機への不安の高まり」などが指摘されている中、20世紀的な価値観で21世紀を突き進むことへのある種の「限界」も議論されるようになっている。
本当に、21世紀も引き続き「大都市の時代」が続くと仮定できるのだろうか。本当に、地方は多くのものが「不足」しているという理解でよいのだろうか。
本講義では、こうしたグローバルな視点を共有しつつも、その中でのローカル(地方)の課題と可能性について、文献およびフィールド調査を通して迫っていく。最終的には、現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」を踏まえつつ、いちき串木野市役所に対して「次世代の地方都市をデザイン」するに資する創造的な政策提言を行う。
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学生が授業内で PCを使用する科目
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実務経験のある 教員による科目
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実務経験との関連 (経験ありの場合のみ)
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英語で授業を行う科目 Whethe this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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鹿児島県いちき串木野市でのFWを通して、フィールドワーク技法を理論的・実践的に理解し体得する。
その上で、現代日本社会における「地方の課題」と「地方の可能性」への理解を深め、いちき串木野市役所に対して「次世代の地方都市をデザイン」するに資する創造的な政策提言を行う。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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イントロダクション:本フィールドワークのねらいと背景
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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課題文献を読み、論点をまとめ、ディスカッションの準備を行う。
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評価方法 Evaluation
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授業およびフィールドワークでの貢献度(50%)、報告書および報告会での発表内容(50%)
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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適宜課される課題についてのフィードバックは、授業内で口頭で行う。
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履修前提要件 Prerequisites
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講義の性質上、授業外での作業時間の確保が必須となる。また、授業外での学習やイベントに積極的に参加する姿勢のある履修者を歓迎する。
年度末に、いちき串木野市を再訪し、「政策提言プレゼン」を予定している。場合によっては、春季休暇中にも相応の活動があり得ることに留意されたい。
履修人数である12名を超える履修登録があった場合、抽選・事前課題による履修者選抜を行う。
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関連する ディプロマポリシー
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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山本達也
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『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』
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花伝社
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4763408062
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1870円
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the textbook, if any
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更新日付
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2020-01-11 13:13:41.879
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