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科目 文化史入門演習(思想・哲学) 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次 2年次 
単位
開講科目ID CHPH2050 
開講期・曜日・時限 通年 金曜日 3時限
教職課程との対応  
教員氏名

鈴木 崇夫(スズキ タカオ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
 映画と哲学書を通じて、「哲学する」とはどういうことなのかを学ぶ。 
授業概要
Course
Outline
 前期は、ユダヤ系ドイツ人の女性哲学者H・アーレントを描いた映画『ハンナ・アーレント』を参照しながら、彼女の哲学観・人間観・芸術観・政治観・社会観・宗教観を、その代表的著作に即して確認し、検討する。
 後期は、エルンスト・トゥーゲントハット他の『ぼくたちの倫理学教室』をテキストにして、倫理学の原理面と応用面との双方について思索を深める。
 授業計画は、受講生の興味関心や理解度に応じて一部変更する場合がある。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
 哲学(倫理学をふくむ)が何を問題とし、それについてどのような思索を展開しているのか、について基本的なことがらを説明できる。また、その思想を参考にしながら様々な哲学的テーマに関して自分で思索を深めることができる。 
授業計画
Course Plan
第1回 導入 
第2回 映画『ハンナ・アーレント』①とその解説 
第3回 映画『ハンナ・アーレント』②とその解説 
第4回 映画『ハンナ・アーレント』③とその解説 
第5回 映画『ハンナ・アーレント』④とその解説 
第6回 ハンナ・アーレントの思想(1) 
第7回 ハンナ・アーレントの思想(2) 
第8回 ハンナ・アーレントの思想(3) 
第9回 ハンナ・アーレントの思想(4) 
第10回 ハンナ・アーレントの思想の背景(1) 
第11回 ハンナ・アーレントの思想の背景(2) 
第12回 ハンナ・アーレントの思想の背景(3) 
第13回 ハンナ・アーレントの思想の背景(4) 
第14回 ハンナ・アーレントと現代社会 
第15回 まとめ 
第16回 後期・導入 
第17回 『ぼくたちの倫理学教室』第1章:  いちばんひどい犯罪って何? 
第18回 『ぼくたちの倫理学教室』第2章: どんな種類の盗みも同じように人に害を与える? 
第19回 『ぼくたちの倫理学教室』第3章: 他者を苦しめるのはぜったいだめ? 
第20回 『ぼくたちの倫理学教室』第4章: 約束することと欺くこと 
第21回 『ぼくたちの倫理学教室』第5章: 黄金律と敬意 
第22回 『ぼくたちの倫理学教室』第6章: 連帯――人助けの義務 
第23回 『ぼくたちの倫理学教室』第7章: 共感と反感 
第24回 『ぼくたちの倫理学教室』第8章: 罰と責任能力 
第25回 『ぼくたちの倫理学教室』第9章: 徳と自己決定 
第26回 『ぼくたちの倫理学教室』第10章: 人生の意味 
第27回 主要な倫理学説の検討(1) 
第28回 主要な倫理学説の検討(2) 
第29回 主要な倫理学説の検討(3) 
第30回 後期のまとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
 各回に取り扱うテキストの個所や資料については全員が事前に読んでおくこと。その際、次の点に留意すること――①よく理解できなかった箇所はどこか、②納得できたのはどのような考え方か、なぜそれに納得できたか、③納得できなかったのはどのような考えか、なぜそれに納得できなかったか 
評価方法
Evaluation
 学期末に提出してもらうレポート、および授業内のディスカッションやリアクションペーパー等を総合的に勘案する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
面談を行う。 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
CDP1 CDP2 CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. E・トゥーゲントハット他  『『ぼくたちの倫理学教室』 』  平凡社    800円   
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2020-02-26 14:50:34.903


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