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科目 ※★西洋文化史特殊講義IIIa 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次 3・4年次 
単位
開講科目ID CHHS3040 
開講期・曜日・時限 前期 火曜日 4時限
教職課程との対応 教職に関わる科目(社会・地歴) 
教員氏名

大井 知範(オオイ トモノリ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
西洋の近現代史がいまの世界に残したもの ~映画と映像から考える歴史のつながり~ 
授業概要
Course
Outline
本講義では、歴史が「過去と現在の対話」(E・H・カー)であることを踏まえ、近現代の西洋の歴史が現在の我々とどうつながっているかを考える。具体的には、近現代の世界を動かした重要な出来事である「フランス革命」「第二次世界大戦」「冷戦」を取り上げ、この3つのステージで見られた主導者たちの行動と生きざまを考察する。講義では特定の人物に焦点を当てるが、時代を動かすうえで不可欠の役割を果たした民衆のエネルギーにも関心を向ける。なお、授業では映画などの視聴覚資料を幅広く活用し、具体的なイメージを膨らませながら「過去と現在の対話」を実践する。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
それぞれの時代や人物に関して、自らの頭で考えながら評価と歴史解釈を加えることができるようになる。そのために授業外で幅広い文献を読み、明確な論拠と説得力のある主張を展開することができる。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション 
第2回 フランス革命前夜のマリー・アントワネット 
第3回 フランス革命勃発後のマリー・アントワネット 
第4回 フランス革命とロベスピエール 
第5回 フランス革命とナポレオン 
第6回 フランス革命の偉業と悲劇 ~民主主義が生み出したものと殺したもの~ 
第7回 ヒトラーに熱狂したドイツ国民 ~民主主義の暴走と破滅~ 
第8回 ヒトラーに立ち向かった女子学生(1) ~映画「白バラの祈り」前半~ 
第9回 ヒトラーに立ち向かった女子学生(2) ~映画「白バラの祈り」後半~ 
第10回 アメリカ大統領レーガン(1) ~冷戦を終わらせたヒーロー~ 
第11回 アメリカ大統領レーガン(2) ~アメリカは本当に勝ったのか?~ 
第12回 イギリス首相サッチャー(1) ~映画「鉄の女の涙」前半~ 
第13回 イギリス首相サッチャー(2) ~映画「鉄の女の涙」後半~ 
第14回 レーガンとサッチャーの遺産 ~トランプとブレグジットへ~ 
第15回 まとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
推奨文献を精読し授業に臨む。また、各人物を取り巻く状況についても知らなければならないため、指定文献だけでなく歴史の概説書や通史を授業外で複数冊閲読する。 
評価方法
Evaluation
授業参加姿勢(発言、ペーパー等) 20%
授業内確認テスト(3回程度) 40%
レポート(1回) 40%
※受講者数によって割合等を変更する場合があるため、初回授業に必ず参加し確認すること。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
確認テストの講評を実施する。レポートに関しては個別に対応するゆえ必要な場合は相談すること。 
履修前提要件
Prerequisites
西洋の近現代に関する基礎的な知識と問題関心が求められる。「西洋史概説」を履修していることが望ましい。 
関連する
ディプロマポリシー
CDP1 CDP2 CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 安達正勝  『物語 フランス革命:バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで』  中公新書      2008年刊行 
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 安達正勝  『マリー・アントワネット:フランス革命と対決した王妃』  中公新書      2014年刊行 
2. 杉本淑彦  『ナポレオン:最後の専制君主,最初の近代政治家』  岩波新書      2018年刊行 
3. 對馬達雄  『ヒトラーに抵抗した人々:反ナチ市民の勇気とは何か』  中公新書      2015年刊行 
4. 村田晃嗣  『レーガン:いかにして「アメリカの偶像」となったか』  中公新書      2011年刊行 
5. 冨田浩司  『マーガレット・サッチャー:政治を変えた「鉄の女」』  新潮選書      2018年刊行 
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
必要な資料はコピーして配布する。レジュメを「学びの泉」で事前配布することもあるので、その場合は必ずダウンロードして印刷持参すること。 
更新日付 2020-01-19 21:49:03.782


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