授業テーマ Course Theme
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いろいろな場面で、大学生として求められる日本語運用能力を、「はなす」「きく」「かく」「よむ」の4技能を意識しながらたかめていきたい。その根柢には言語を使って考え、自身が考えたことを他者に的確に伝えるということがある。考えるということは疑問をもつことでもあり、問うということでもある。言語を通して「思考すること」「疑問をもつこと」を身につけていくようにしたい。
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授業概要 Course Outline
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設定したテーマにしたがって、いろいろなことを試みるので、受講者は積極的に取り組み、発言をし、考えてほしい。疑問に思ったことは質問してもらい、それを授業参加者全員で解決していきたい。「書きことば」についての添削的なことも、できるかぎり授業内で行ない、そのことについても討議の対象としたい。授業内で海外ドラマをみ、それを使って討議(ディベート)をする。
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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「かきことば」「はなしことば」両方で、自身の考え、意見を他者に的確に伝えることができるようになることをめざす。他者の言説を(批判的ということも含めて)よく考えてとらえることができるようになることをめざす。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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具体的な授業プランの説明。
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第2回
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「書きことば」によって「情報」を的確に伝えるためにはどうすればよいかを考える。具体的には花を言語で説明する。あなたの説明で他の人はわかりますか?
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第3回
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「書きことば」から「情報」を的確によみとる。4000字を2000字に要約する。4000字を1000字に、500字に、100字に、20字に要約する。「情報」を要約するとはどういうことかを考える。
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第4回
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10字を50字に、100字に、200字に、800字に、1000字にふくらませていく。「書きことば」という枠組みの中で、自分のもっている「情報」をわかりやすく展開させることについて考える。
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第5回
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「レポート」を書く。何をどのように書けばよいか。
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第6回
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「書きことば」によって提示されている「情報」を見分ける。新聞等から「フェイクニュース」(証明ができないと思われる記事、明らかに誤っていると思われる記事)を探して、討議する。
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第7回
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詩的言語(俳句・短歌・詩)を説明する。
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第8回
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アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン15のエピソード10「敵の敵は」
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第9回
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アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン15のエピソード23「信仰と再生」(法律と宗教について考える)
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第10回
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アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン13のエピソード12「神の名のもとに」
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第11回
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アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン12のエピソード24「愛国者」
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第12回
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アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン16のエピソード1「渦中の裁判」
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第13回
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「はなしことば」を使った「情報」のやりとりについて考える。 どうすれば会話がはずむか?実際に受講者に会話をしてもらい、それを持続させるためには何が必要なのかについて考える。
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第14回
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この授業で自身が何を得られたかについてのプレゼンテーション。「はなしことば」による「情報」伝達の実践。あなたのいいたいことはきちんと伝わるでしょうか。聞き手はプレゼンテーションの評価をする。
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第15回
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この授業で自身が何を得られたかについてのレポート提出。授業全体のふりかえりと全体討議。
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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各回の授業についてのミニレポートを作成し、第15回で一つのレポートとして提出する。授業内で話題となった参考書や新聞記事、雑誌記事などに目を通す。
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評価方法 Evaluation
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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履修前提要件 Prerequisites
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自身の思考をみなおし、言語運用能力をたかめることに自覚的であることが望ましい。授業に積極的に参加し、発言をしなければ得られるものが少ないことが予想されるので、そうした面での意識がしっかりしていることが望ましい。
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2018-12-31 10:31:56.434
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