シラバス参照

科目 知的探求の方法a 
開講科目群 教養 
履修 選択 
年次 1~3年次 
単位
開講科目ID SGES1700 
開講期・曜日・時限 前期 火曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

今野 真二(コンノ シンジ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
いろいろな場面で、大学生として求められる日本語運用能力を、「はなす」「きく」「かく」「よむ」の4技能を意識しながらたかめていきたい。その根柢には言語を使って考え、自身が考えたことを他者に的確に伝えるということがある。考えるということは疑問をもつことでもあり、問うということでもある。言語を通して「思考すること」「疑問をもつこと」を身につけていくようにしたい。 
授業概要
Course
Outline
設定したテーマにしたがって、いろいろなことを試みるので、受講者は積極的に取り組み、発言をし、考えてほしい。疑問に思ったことは質問してもらい、それを授業参加者全員で解決していきたい。「書きことば」についての添削的なことも、できるかぎり授業内で行ない、そのことについても討議の対象としたい。授業内で海外ドラマをみ、それを使って討議(ディベート)をする。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
「かきことば」「はなしことば」両方で、自身の考え、意見を他者に的確に伝えることができるようになることをめざす。他者の言説を(批判的ということも含めて)よく考えてとらえることができるようになることをめざす。 
授業計画
Course Plan
第1回 具体的な授業プランの説明。 
第2回 「書きことば」によって「情報」を的確に伝えるためにはどうすればよいかを考える。具体的には花を言語で説明する。あなたの説明で他の人はわかりますか? 
第3回 「書きことば」から「情報」を的確によみとる。4000字を2000字に要約する。4000字を1000字に、500字に、100字に、20字に要約する。「情報」を要約するとはどういうことかを考える。 
第4回 10字を50字に、100字に、200字に、800字に、1000字にふくらませていく。「書きことば」という枠組みの中で、自分のもっている「情報」をわかりやすく展開させることについて考える。 
第5回 「レポート」を書く。何をどのように書けばよいか。 
第6回 「書きことば」によって提示されている「情報」を見分ける。新聞等から「フェイクニュース」(証明ができないと思われる記事、明らかに誤っていると思われる記事)を探して、討議する。 
第7回 詩的言語(俳句・短歌・詩)を説明する。 
第8回 アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン15のエピソード10「敵の敵は」 
第9回 アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン15のエピソード23「信仰と再生」(法律と宗教について考える) 
第10回 アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン13のエピソード12「神の名のもとに」 
第11回 アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン12のエピソード24「愛国者」 
第12回 アメリカ・NBCで1990年から放送されているドラマ『Law & Order』を素材として、その内容について全体討議をする。シーズン16のエピソード1「渦中の裁判」 
第13回 「はなしことば」を使った「情報」のやりとりについて考える。
どうすれば会話がはずむか?実際に受講者に会話をしてもらい、それを持続させるためには何が必要なのかについて考える。 
第14回 この授業で自身が何を得られたかについてのプレゼンテーション。「はなしことば」による「情報」伝達の実践。あなたのいいたいことはきちんと伝わるでしょうか。聞き手はプレゼンテーションの評価をする。 
第15回 この授業で自身が何を得られたかについてのレポート提出。授業全体のふりかえりと全体討議。 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
各回の授業についてのミニレポートを作成し、第15回で一つのレポートとして提出する。授業内で話題となった参考書や新聞記事、雑誌記事などに目を通す。 
評価方法
Evaluation
平常点60パーセント、レポート40パーセント 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
授業内でフィードバックする 
履修前提要件
Prerequisites
自身の思考をみなおし、言語運用能力をたかめることに自覚的であることが望ましい。授業に積極的に参加し、発言をしなければ得られるものが少ないことが予想されるので、そうした面での意識がしっかりしていることが望ましい。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2018-12-31 10:31:56.434


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