シラバス参照

科目 地域文化IVa 
開講科目群 教養 
履修 選択 
年次 1~4年次 
単位
開講科目ID SGES1430 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 3時限
教職課程との対応  
教員氏名

大井 知範(オオイ トモノリ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
中欧の歴史と文化 
授業概要
Course
Outline
 本講義ではヨーロッパの中心部に位置する「中欧」をテーマとして取り上げる。この地域は西欧や地中海周辺部と比べれば地味な印象を受けるが、歴史や文化に目を向けると西側とは異なる固有の魅力にあふれている。「中欧」とはいかなる地域であるのか、過去から現在に至るまでの変遷を追ってみたい。
 授業では特にオーストリア、チェコ、ハンガリー、ドイツを中心に取り上げ、そこで展開されてきた人々の営みと文化に注目する。また、映像資料を活用しながらウィーン、プラハ、ブダペスト、ベルリンといった都市の文化と現在の街並みにも目を向けてみたい。講義の具体的な流れとしては、(1)中欧の全体像、(2)国ごとの歴史と文化、(3)絵画や音楽などの芸術文化、(4)食や飲み物をめぐる日常文化、これら4つのフェーズを順に追い思索を深める。受講者の数が少ない場合にはプレゼンテーションも取り入れる。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
中欧の歴史と文化に関して単に知識を増やすだけでなく、異文化に対する理解を深め、自分自身の言葉でそれを表現できるようになる。とりわけ、「比較」と「関係性」の視点から異文化世界を考えることができるようになる。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション ~なぜ中央ヨーロッパか?~ 
第2回 「中欧」とは何か? 
第3回 中欧の中近世史 
第4回 中欧の近現代史 
第5回 ハンガリーの歴史と文化 
第6回 オーストリアの歴史と文化 
第7回 ドイツの歴史と文化 
第8回 チェコの歴史と文化 
第9回 画家ミュシャとスラヴ文化 
第10回 画家クリムトと世紀末ウィーンの文化 
第11回 オーストリアの音楽文化 
第12回 食と酒の文化 
第13回 ハプスブルクのスイーツ文化 
第14回 中欧のカフェ文化 
第15回 まとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
指定された課題テーマのなかから自身が関心のある主題を選択し、文献の収集と精読を通じて複数回の小レポートを授業外で作成する。小レポート課題は学期末に集中することなくフェーズごとに実施する。 
評価方法
Evaluation
授業参加姿勢(30%)と小レポートの合計点(70%)で評価する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
小レポートについては採点後に授業内で講評する。 
履修前提要件
Prerequisites
基礎知識は問わないが当該地域に対する興味関心と学ぶ目的意識を持っていること。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 加藤雅彦  『ドナウ河紀行―東欧・中欧の歴史と文化』  岩波書店  4004301890     
2. 南塚信吾  『世界各国史19 ドナウ・ヨーロッパ史』  山川出版社  4634414902  3780   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
必要な資料はコピーして配布する。レジュメを「学びの泉」で事前配布することもあるので、その場合は必ずダウンロードして印刷持参すること。 
更新日付 2019-01-18 16:31:23.57


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