授業テーマ Course Theme
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歴史を無味乾燥な知識としてではなく、そこに生きた人間がいて、なにを感じ、どのように行動したか、そして、それをどのように表現して行ったか、ということを、活き活きと感じ、自分の人生と無縁ではないという感覚を持って学習することを目指す。最終的には、下記のことができることを目標にする。 1.アメリカの代表的な文学作品の作者の作風や文体の特徴がわかり、それをたくさん並んだ各作品の特徴的な場面から判別できる程度まで読み取ったり分析したりできる。 2.各文学作品の背景にある文化について、アメリカ史の文脈の中で捉えられ、説明できる。 3.文学的な英語表現の読解を通して、扱った場面については辞書なしで読み取れる力をつける。
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授業概要 Course Outline
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アメリカの代表的な文学を通時的に概観し、時代ごとの文化背景を学びながら、それぞれの作家の文体や作品の表現の特徴などを、専用プリントを通じて、実際の原文の場面読解と、まとまった邦訳の読書課題に取り組みながら学習する。学習は「テーマ」を強く意識するように組み立て、作品の特徴は、「なんとなく」理解するのではなく、その場面を見ただけで、文体や内容、表現の特徴などからどの時代のどの作家の文章であるかが的確に判別できるレベルまで学習する。IDテストと振り返り、期末試験に向けた学習を通して、作品の特徴についての理解を深める。
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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歴史を無味乾燥な知識としてではなく、そこに生きた人間がいて、なにを感じ、どのように行動したか、そして、それをどのように表現して行ったか、ということを、活き活きと感じ、自分の人生と無縁ではないという感覚を持って学習することを目指す。最終的には、下記のことができることを目標にする。 1. アメリカの代表的な文学作品の作者の作風や文体の特徴がわかり、それをたくさん並んだ各作品の特徴的な場面から判別できる程度まで読み取ったり分析したりできる。 2. 各文学作品の背景にある文化について、アメリカ史の文脈の中で捉えられ、説明できる。 3. 文学的な英語表現の読解を通して、扱った場面については辞書なしで読み取れる力をつける。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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イントロ・クイズ:始まりのアメリカ
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第2回
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ピューリタニズムと文学の不毛:フランクリン、ジョナサン・エドワーズ
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第3回
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模倣時代の作家たち:ブロックデン=ブラウン、アーヴィング、クーパー
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第4回
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アメリカン・ルネッサンス1:エマソン、ソロー、ホイットマン
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第5回
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アメリカン・ルネッサンス2:ポー、ホーソーン、メルヴィル
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第6回
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南北戦争と金メッキ時代:マーク・トウェイン
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第7回
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19世紀フェミニズム:ギルマン、ケイト・ショパン(短編講読1)
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第8回
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IDテスト(identification test/作家判別テスト)世紀転換期の文化
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第9回
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IDテストふり返り 自然主義文学:ドライサー 第一次世界大戦とジャズエイジの文化 ロストジェネレーション1:フィッツジェラルド
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第10回
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ロストジェネレーション2:ヘミングウェイ(短編講読2)
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第11回
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南部文学:フォークナー、カポーティー、(マッカラーズ、ウェルティ、オコナー)
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第12回
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詩の概観:サンドバーグ、フロスト、スティーブンス、ウィリアムズ、カミングズ等
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第13回
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ユダヤ系文学:マラマッド、シンガー、 黒人文学:ライト、エリソン、 黒人女性文学:ウォーカー、モリソン
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第14回
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ポスト・モダン文学:ピンチョン、オースター
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第15回
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授業のまとめと試験
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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各回で扱った作家群の特徴を確認し、ノート、プリントを整理しておく。プリントに掲載された抜粋を訳読したり、評論の抜粋を読みなおしておく。テストの準備をする。ノートは手書きで別に作成し、プリントはA4のファイルに整理することをすすめる。学年末試験時、手書きのノートのみ持ち込みが認められる。
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評価方法 Evaluation
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平常点(20%)、試験(80%)(内訳:IDテスト20点満点、期末試験80点満点)。平常点は主に授業への参加の姿勢を見てつける。
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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履修前提要件 Prerequisites
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作家名、作品名が英語であっても対応できること。(カタカナ表記も併用する。)授業中の解説を聞けば、英文の引用が理解できる程度の英語力が必要。(授業は日本語で行うので、英文学科の学生でなくとも受講は可能。)
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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別府恵子・渡辺和子編著
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『新版アメリカ文学史―コロニアルからポスト・コロニアルまで』
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ミネルヴァ書房
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2019-01-16 23:52:16.398
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