授業テーマ Course Theme
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哲学的な思考への導入としての倫理学研究と哲学史研究
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授業概要 Course Outline
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前期は『ぼくたちの倫理学教室』(平凡社新書)を、後期は『ソフィーの世界』(NHK出版)をテキストにして、ものごとを哲学的に考えるとはどういうことなのかを理解すると同時に、倫理学の諸問題について皆でディスカッションを通じて洞察を深めます。その際、映画やドラマ、小説、歌、古典芸能等を、適時、題材として活用します。
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英語で授業を行う科目 Whether this class will be conducted all in English (yes/no)
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課題解決型学習を取り入れている科目 Problem-solving learning method is used in class (yes/no)
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討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目 There are discussions/debates in class (yes/no)
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グループワークを取り入れている科目 There are group works in class (yes/no)
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発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目 There are presentations in class (yes/no)
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フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目 There are fieldworks/training/experiments/ practices in class (yes/no)
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到達目標 Aim/goal
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哲学・倫理学が何を問題とし、それについてどのような思索を展開しているのか、について基本的なことがらを説明できる。また、その思想を参考にしながら様々な哲学的・倫理学的テーマに関して自分で思索を深めることができる。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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導入
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第2回
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『ぼくたちの倫理学教室』第1章: いちばんひどい犯罪って何?
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第3回
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『ぼくたちの倫理学教室』第2章: どんな種類の盗みも同じように人に害を与える?
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第4回
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『ぼくたちの倫理学教室』第3章: 他者を苦しめるのはぜったいだめ?
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第5回
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『ぼくたちの倫理学教室』第4章: 約束することと欺くこと
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第6回
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『ぼくたちの倫理学教室』第5章: 黄金律と敬意
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第7回
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『ぼくたちの倫理学教室』第6章: 連帯――人助けの義務
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第8回
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『ぼくたちの倫理学教室』第7章: 共感と反感
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第9回
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『ぼくたちの倫理学教室』第8章: 罰と責任能力
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第10回
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『ぼくたちの倫理学教室』第9章: 徳と自己決定
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第11回
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『ぼくたちの倫理学教室』第10章: 人生の意味
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第12回
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主要な倫理学説の検討(1)
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第13回
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主要な倫理学説の検討(2)
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第14回
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主要な倫理学説の検討(3)
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第15回
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前期のまとめ
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第16回
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導入 次回から読んでいく『ソフィーの世界』についての説明
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第17回
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エデンの園: とにかく、いつか何かが無から生まれたはず シルクハット: いい哲学者になるためにたった一つ必要なのは、驚くという才能だ
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第18回
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神話: いい力と悪い力があやういバランスを 自然哲学者たち: 無からは何も生まれない
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第19回
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デモクリトス: 世界一、超天才的なおもちゃ 運命: 占い師は、本来意味のないものから何かを読み取ろうとする
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第20回
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ソクラテス: もっともかしこい人は、自分が知らないということを知っている人だ プラトン: 魂の本当の住まいへのあこがれ
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第21回
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アリストテレス: 人間の頭のなかをきちんと整理しようとした、おそろしくきちょうめんな分類男 ヘレニズム: 炎から飛び散る花火絵はがき――自分にきびしく口止めをして
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第22回
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2つの文化圏: それがわかってこそ、君は空っぽの空間の根なし草ではなくなるのだから 中世: とちゅうまでしか進まないことは、迷子になることとは違う
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第23回
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ルネサンス: おお、人間の姿をした神の族よ バロック: 数々の夢を生む素材
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第24回
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デカルト: 工事現場から古い資材をすっかりどけようとした人 スピノザ: 神は人形使いではない
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第25回
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ロック: 先生が来る前の黒板のようにまっさら ヒューム: さあ、その本を火に投げこめ
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第26回
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啓蒙主義: 縫い針の作り方から大砲の鋳造まで カント: 私の頭の上の星空とわたしのうちにある道徳律
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第27回
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ロマン主義: 神秘の道が内面につうじ ヘーゲル: 理性的なものだけが生きのびる
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第28回
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キルケゴール: ヨーロッパは破産への道をたどっている マルクス: 妖怪がヨーロッパじゅうを歩きまわっている
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第29回
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ダーウィン: 遺伝子を乗せて生命の海をいく舟 フロイト: 彼女の心に兆したおぞましい、身勝手な願望
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第30回
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わたしたちの時代: 自由の刑に処されて ビックバン: わたしたちも星屑なんだ
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授業以外の学修 What Students are expected to do outside of the class
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各回に取り扱うテキストの個所や資料については全員が事前に読んでおくこと。その際、次の点に留意すること――①よく理解できなかった箇所はどこか、②納得できたのはどのような考え方か、なぜそれに納得できたか、③納得できなかったのはどのような考えか、なぜそれに納得できなかったか。なお、そのテキストや資料の内容に関する小問に、毎回、授業の冒頭で取り組んでもらう予定。
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評価方法 Evaluation
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担当箇所の発表、学期末に提出してもらうレポート、および授業内のディスカッション等を総合的に勘案する。
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課題(試験やレポート等)に対する フィードバックの方法 Feedback methods on assignments
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履修前提要件 Prerequisites
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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E・トゥーゲントハット
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『ぼくたちの倫理学教室』
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平凡社
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800円
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2.
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J・ゴルデル
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『ソフィーの世界』
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NHK出版
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1700円
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必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2019-01-19 19:18:44.214
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