シラバス参照

科目 史学概論 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次 2年次 
単位
開講科目ID CHHS2000 
開講期・曜日・時限 後期 木曜日 1時限
教職課程との対応 教職に関わる科目 
教員氏名

藤本 猛(フジモト タケシ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
歴史学の考え方、史料の扱い方、史学史を理解する 
授業概要
Course
Outline
大学における歴史学の学問的な考え方を学ぶ。大学における歴史学は、高校までに習う概説的で知識偏重な歴史とは多くの点で異なり、その学問実践の基本方針は、「自ら考え、問う」である。そのために用いられている複数の「理論」、歴史学の歴史である「史学史」を知り、近代歴史学を成り立たせる最も基礎的な学問的手続きである「史料批判」の必要性について学ぶ。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
no 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
歴史研究のあり方、歴史学が扱う問題について理解し、現代社会と歴史学の接点について説明できる。また、歴史学を成立させた歴史的背景、歴史学の理論について理解し、史料批判の方法について説明できる。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション 
第2回 歴史学とは何か、事実とは何か  
第3回 「歴史」と「歴史学」の区別 
第4回 史料とは何か、史料の分類 
第5回 史料批判 
第6回 歴史学の多様性、史料解釈 
第7回 歴史学と文学、歴史学への批判 
第8回 歴史学の有用性 
第9回 アジアにおける伝統的歴史学の発展 
第10回 ヨーロッパにおける伝統的歴史学の発展 
第11回 ヨーロッパにおける近代歴史学の発展―科学としての歴史学の誕生 
第12回 時代区分の意義と問題 
第13回 現代の歴史学 アジアから見た世界史・文明の生態史観 
第14回 現代の歴史学 社会史・世界システム論・グローバルヒストリー 
第15回 まとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
毎回提示する参考文献リストを参考に、授業内容に関連する、あるいはより発展的な内容の文献を読み進め、主体的に学習すること。授業でよく理解できなかった部分を整理し、次回の授業やリアクションペーパーを使って質問できるようにしておく。 
評価方法
Evaluation
平常点(リアクションペーパーの内容と授業態度) 30%
期末試験 70% 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
期末試験の模範解答と解答のポイントを、「学びの泉」を通じて提示する。 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 大学の歴史教育を考える会  『わかる・身につく 歴史学の学び方』  大月書店  4272412361  2,160   
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業中にレジュメを配布 
更新日付 2019-01-16 22:17:21.84


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