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科目 西洋美術史特殊講義Ia 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次 3・4年次 
単位
開講科目ID CHAR3000 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 2時限
教職課程との対応 教職に関わる科目 
教員氏名

高野 禎子(タカノ ヨシコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
イギリスとフランス中世の美術を見る眼(1)
   —―― ステンドグラス、エマーユ工芸、写本挿絵 ―--- 
授業概要
Course
Outline
英仏中世のステンドグラスをはじめ西洋中世のキリスト教美術を中心に、代表例を取り上げながら、その見方の基本事項を整理する。イタリア・ルネサンスの作例も射程に入れる予定である。
絵画や彫刻とは異なる光と色の芸術・ステンドグラスとエマーユ工芸、写本画にスポットをあてて考えてみよう。中心主題となるキリスト像や聖母マリア、福音書記者や預言者像などの見方を講義する。 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
yes 
到達目標
Aim/goal
ステンドグラス等の中世美術全般の見方を知ることによって、表現されているキリスト教の中心主題;イエス・キリスト、聖母マリア、12使徒、諸聖人等の見方が理解できるようになる。 
授業計画
Course Plan
第1回 はじめに ー中世美術の特質、特にステンドグラスとは何かー 
第2回 聖堂の窓とステンドグラス (1)ロマネスクの窓とその装飾ーエマーユ工芸からの出発ー 
第3回 聖堂の窓とステンドグラス (2)ロマネスクの窓ーステンドグラスの登場ー 
第4回 聖堂の窓とステンドグラス (3) ゴシック大聖堂の窓とその装飾ー写本装飾や彫刻像との関係ー 
第5回 ゴシック大聖堂のステンドグラス(1) パリ大聖堂 
第6回 ゴシック大聖堂の窓とステンドグラス(2)シャルトル大聖堂の西薔薇窓  
第7回 ゴシック大聖堂の窓とステンドグラス(3)シャルトル大聖堂の北と南の薔薇窓 
第8回 ゴシック大聖堂の窓とステンドグラス(4)リンカン大聖堂の窓 
第9回 ゴシック大聖堂の窓とステンドグラス(5) ヨーク大聖堂の窓(1) 
第10回 イタリア・ルネサンスのステンドグラス 
第11回 近現代のステンドグラス ールオー、シャガール、マティスー 
第12回 ステンドグラスにみる黙示録著者の聖ヨハネとマグダラのマリア伝 (1)  
第13回 ステンドグラスにみる黙示録著者の聖ヨハネとマグダラのマリア伝 (2) 
第14回 聖母子像の表現にみる多様性 ー ルネサンスの聖母像・序章 ー 
第15回 まとめ 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
新約聖書の、特に福音書を読んで、キリスト伝諸場面や例え話など、キリスト教図像の基礎となる物語りの予備知識があると好ましい。簡単な聖書物語やキリスト教絵画の基礎的知識など図書館で調べておく。近代の画集や美術全集なども多く見るように心がけること、各地の美術館で開催される展覧会にも足を運んでおいて欲しい。 
評価方法
Evaluation
授業の最後に試験をする。出席は原則として3分の2以上、リアクションペーパーの内容も加味して採点する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
毎回リアクションペーパーを書いてもらう。さらに時折課題を出して、それにコメントして返すなどフィードバックを行う。 
履修前提要件
Prerequisites
特になし。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 高階秀爾  『受胎告知』  PUP出版  9784569827124  920円   
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 三浦アンナ  『藝術に現れたヨハネ』  岩波書店       
2. 木俣元一、小池寿子  『西洋美術の歴史3, 中世Ⅱ,ロマネスクとゴシックの宇宙』  中央公論新社  9784124035933  3800円   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業のレジュメ等は毎回の授業時に配布する。参考資料等に関しては授業の際に適宜紹介する。 
更新日付 2019-01-13 14:11:50.901


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