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科目 ゼミナールII 
開講科目群 西文 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID SPSM3050 
開講期・曜日・時限 通年 水曜日 4時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

木村 琢也(キムラ タクヤ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
スペイン語韻律論およびロマンス系諸言語への入門 
授業概要
Course
Outline
前期は Eugenio Martínez Celdrán y Ana María Fernández Planas, Manual de fonética española, 2.a ed. の第5章「韻律論」を精読する。後期はロマンス系言語の中からイタリア語とカタルーニャ語を選び、これら2言語の発音、最重要語彙、初歩的な文法を、スペイン語と比較しながら学ぶ。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
スペイン語音声学の一分野である韻律論を通して現代音声学の研究法に触れ、同時にスペイン語文法への意識を涵養する。その他、イタリア語とカタルーニャ語という2つのロマンス系言語の基本を学び、既知の外国語の知識を新しく学ぶ外国語に応用することに慣れる。さらに今後新たな外国語を学ぶ必要が生じた際にもあわてないような「外国語基礎体力」を培う。 
授業計画
Course Plan
第1回 ガイダンス、最初の5行の解読 
第2回 イントネーションの一般的諸相 
第3回 休止、自然下降、音域 
第4回 上昇と下降、長さと強さ、核または音調素 
第5回 語のタイプとイントネーション 
第6回 強勢後のピーク 
第7回 単文の全体疑問文(1) 特徴、中立的平叙文との違い 
第8回 単文の全体疑問文(2) 頭部のイントネーション構造 
第9回 焦点の表現など(1) 概要 
第10回 焦点の表現など(2) 平叙文中の広焦点 
第11回 焦点の表現など(3) 対比的狭焦点 
第12回 焦点の表現など(4) イントネーション句と中間句 
第13回 焦点の表現など(5) リセットと自然下降 
第14回 その他のイントネーション 
第15回 まとめと定期試験 
第16回 イタリア語とカタルーニャ語のあいさつなど 
第17回 つづりの読み方、発音 
第18回 主語人称代名詞と essere(イタリア語)/ ser, estar(カタルーニャ語) 
第19回 名詞・形容詞・冠詞の性・数(1) 
第20回 名詞・形容詞・冠詞の性・数(2) 
第21回 直説法現在の規則活用(1) 
第22回 直説法現在の規則活用(2), 所有詞 
第23回 直説法現在の主要な不規則活用 
第24回 目的格人称代名詞 
第25回 再帰動詞 
第26回 比較 
第27回 直説法近過去(1)(イタリア語)/直説法現在完了(カタルーニャ語) 
第28回 直説法近過去(1)(イタリア語)/直説法完了過去(カタルーニャ語) 
第29回 直説法半過去(イタリア語)/直説法不完了過去(カタルーニャ語) 
第30回 まとめと定期試験 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
《前期》
授業で扱う文章をあらかじめ読み、辞書などの助けを借りて意味を考えておく。
《後期》
教科書およびプリント教材のうち前もって指定された部分を予習しておく。また、スペイン語からイタリア語・カタルーニャ語への翻訳課題をやっておく。使用教科書は独習書として編まれたものなので、自学自習が可能である。「授業で教えてもらう」のではなく、「前もって自分で勉強し、それを授業で確認する」という態度で臨むこと。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
《前期》
指名されたら音読し、和訳する。その際、聴き取りやすい発声、発音を心がける。ただし、あらかじめ和訳文を準備してきてそれを読み上げることは禁止。他の受講生はその解釈がただしいか、より良い訳し方がないか考え、それを発言する。
《後期》
最初の1~2回を除き、前回の授業で課されたスペイン語からイタリア語・カタルーニャ語への翻訳課題を自発的に希望する学生が授業開始時までに黒板に書いておく。授業はそれの添削から始まる。その後は教科書の内容を学ぶが、必ずしもページの順を追って進むとは限らない。例文の音読には特に力を入れるので大きな声で読んでいただきたい。また、教科書に付属しているCDの部分的なディクテーションも随時行う。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
《前期》
授業中に自分またはクラスメートが正しく音読、和訳できたところ、できなかったところをそれぞれ確認し、復習する。併せて日常的に話したり聞いたりする言葉の韻律に気をつける。
《後期》
記憶すべき部分を授業時に指示するので、それを記憶する。 
評価方法
Evaluation
前期末と後期末の定期試験50%、平常点50%。平常点は予習状況、発音と和訳の正確さ、提出課題、ディクテーションを中心とする。 
履修前提要件
Prerequisites
西文科3,4年次生のうち、履修が許可された学生に限る。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 入江たまよ  『ニューエクスプレス イタリア語』  白水社  978-4-560-00394-7  1,785円   
2. 田澤 耕  『ニューエクスプレス カタルーニャ語』  白水社  978-4-560-08533-2  3,150円   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
前期の教材はプリントして配布する。 
更新日付 2018-01-18 22:33:13.422


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