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科目 日本近代文学演習2a 
開講科目群 日文 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID JLML2120 
開講期・曜日・時限 前期 金曜日 3時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

藤澤 秀幸(フジサワ ヒデユキ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
卒業論文作成の基礎知識と作品構造の分析 
授業概要
Course
Outline
(1)卒業論文を作成するために必要な基礎知識を学ぶ。
(2)『芥川賞全集 第14巻』に収録された小説の中から一作品を選んで、その作品構造について発表する。発表に対する質問者は前もって決めておく。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
✕ 
到達目標
Aim/goal
1 卒業論文作成のプロセスを理解する。
2 参考文献目録の作り方を修得し、文献収集力を向上させる。
3 研究史の整理に熟達する。
4 論文読解力を向上させる。 
5 文学作品の構造分析に熟達する。
6 文学研究の主要な方法を学び、実際に文学作品に適用できるようになる。
7 良い論文が書けるようになる。形式的に正しい論文が書けるようになる。 
授業計画
Course Plan
第1回 ガイダンス「この授業はどんな授業か?」・講義「卒業論文への道」 
第2回 発表順の決定・講義「作品構造の分析」 
第3回 講義「文学作品の構造分析の実例」 
第4回 講義「作品をどう論じるか」 
第5回 講義「参考文献目録の作り方」・講義「予告レジュメの実例」 
第6回 講義「作品論の実例」 
第7回 講義「レポートの書き方」 
第8回 米谷ふみ子『過越しの祭』の構造 
第9回 村田喜代子『鍋の中』の構造 
第10回 池澤夏樹『スティル・ライフ』の構造 
第11回 三浦清宏『長男の出家』の構造 
第12回 新井満『尋ね人の時間』の構造 
第13回 南木佳士『ダイヤモンドダスト』の構造 
第14回 李良枝『由煕』の構造 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
 発表者は発表のためのレジュメを作成して配布する。発表者以外の受講者は、必ず当該作品を読んでから授業に出席する。特に質問者は念入りに読まなければならない。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
 発表者はレジュメを使いながらわかりやすく発表する。質問者は質問する。質問者以外の受講者も質問する。発表者は質問に応答する。出席カード(B5版)に、発表・質疑応答・当該作品についてのコメントを記入して提出する。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
発表者は、質疑応答を勘案し、発表内容をさらに発展させてレポートにまとめる。 
評価方法
Evaluation
 口頭発表およびレポート75%、出席カードの所見25%。これに質疑応答のポイントが加減される(「質疑応答のポイント制」については一回目の授業で説明する)。
 授業回数の三分の一以上欠席した者は単位を修得できない。遅刻・早退は、2回を欠席1回に換算する。30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
レポートの課題は、担当した文学作品の構造。四百字詰め原稿用紙で10枚以上。パソコン可。 
履修前提要件
Prerequisites
 「日本近代文学演習2b」(後期)と連続した内容なので、「日本近代文学演習2b」も同一年度に履修登録すること。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1.   『芥川賞全集 第14巻』  文藝春秋       
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 三好行雄  『近代文学研究とは何か』  勉誠出版  9784585050612     
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2018-01-09 00:11:19.025


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