シラバス参照

科目 日本語学演習2a 
開講科目群 日文 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID JLJL2120 
開講期・曜日・時限 前期 火曜日 5時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

田和 真紀子(タワ マキコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
文献を読みながら日本語学における研究テーマの設定の仕方と基本となる分析方法の修得を目指す。
近代語成立期の日本語について知る。 
授業概要
Course
Outline
前期は近世初頭成立の大蔵流狂言台本である「虎明本」を主資料として、同時代成立の和泉流狂言台本『狂言六義』、江戸時代後期成立の同じ大蔵流狂言台本「虎寛本」と比較し、語の意味・用法について調査を行うことで、近代語成立期の日本語について学びます。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
1.日本語学の観点による問題設定ができるようになる。
2.参考文献の利用方法、先行研究の探し方、論文の書き方など、卒業論文執筆に必要な基礎を身に付ける。 
授業計画
Course Plan
第1回 目的、授業の進め方を確認する。分担を決定する。 
第2回 発表の仕方、資料について説明を行う。 
第3回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(1回目担当者の範囲―もち酒前半) 
第4回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(2回目担当者の範囲―もち酒後半) 
第5回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(3回目担当者の範囲―うつぼ猿前半) 
第6回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(4回目担当者の範囲―うつぼ猿後半) 
第7回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(5回目担当者の範囲―がんつぶて) 
第8回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(6回目担当者の範囲―ぶす) 
第9回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(7回目担当者の範囲―ばうしばり) 
第10回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(8回目担当者の範囲―柿山伏) 
第11回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(9回目担当者の範囲―あさいな前半) 
第12回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(10回目担当者の範囲―あさいな後半) 
第13回 語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(11回目担当者の範囲―きんや前半) 
第14回 ・語釈・現代語訳を行った上で、問題点と考察を発表する。(12回目担当者の範囲―きんや後半) 
第15回 まとめ。 レポート執筆に関する説明。 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
発表担当者は、発表資料を作成し、発表1週間前に配付する。発表者以外の受講者は、配布された発表資料の担当範囲の本文と発表資料を読み、質問を考えておく。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
発表者は発表資料を基に発表を行う。発表者以外の受講者は、発表資料の予習に基づいて質問をし、発表者は質問に答える。
発表者は興味のある分野の論文を選んで要約し、授業で疑問点や問題点を報告した後、他の受講者からの質疑に答える。受講者は授業ノートに発表時の質疑応答などで参考になった点をメモする。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
発表者は発表中で解決できなかった点について授業後に調査し、次週報告する。 
評価方法
Evaluation
発表40%+レポート30%+授業中のコメント・活発な質疑30% 出席が3分の2に満たないものは原則として評価しない。前期レポートは8000字以上。なお、発表資料を1週間前までに準備できなかった者、発表当日に無断欠席したものは履修放棄とみなし、評価しない。 
履修前提要件
Prerequisites
日本語学基礎演習を履修し終えていることが望ましい。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 池田廣司・北原保雄  『大蔵虎明本狂言集の研究 上・中・下』  表現社      購入不要 
2. 北原保雄他  『大蔵虎明本狂言集総索引1~8』  武蔵野書院      購入不要 
3. 北原保雄・ 小林賢次  『『狂言六義全注』』  勉誠社      購入不要 
4. 東京都立大学中世語研究会編  『『狂言六義総索引』』  勉誠出版      購入不要 
5. 笹野堅校訂  『『能狂言 : 大藏虎寛本』』  岩波書店      購入不要 
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1.   『『日本国語大辞典』第二版』  小学館       
2.   『『時代別国語大辞典 室町時代編1~5』』  三省堂       
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
担当箇所は授業中に指示します。 
更新日付 2018-03-01 16:48:09.726


PAGE TOP