授業テーマ Course Theme
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文献を対象とした日本語学の基本的な分析方法の修得及び詩的言語の分析方法の修得
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授業概要 Course Outline
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北原白秋の詩集『邪宗門』及び『思ひ出』を採り上げて、詩的言語を対象とした言語分析をおこなう。詩的言語は通常の言語とは異なる面が多い。詩的言語による伝達がどのようなものかを分析する。加えて現在の文学研究において『邪宗門』及び『思ひ出』がどのように「読まれている」かも参考にしながら、詩的言語について考えてみたい。『邪宗門』及び『思ひ出』の中から『北原白秋集』(日本近代文学大系28)にとられ、注釈が施されている作品の中から受講生が作品を選んで、その言語表現について分析をして発表する。その際に上記『北原白秋集』がどのように注釈を施しているかを参照する。受講者がその作品が表わしている内容をとらえ、説明すると同時に、その作品が表現しようとしている内容を自分なりに絵に描いてみることにする。絵画的な内容が言語化されたものが白秋の詩だとすれば、それを逆にたどって、受講生各自がとらえた白秋の詩を絵にしてみる。絵の巧拙はもちろん問わない。また、発表者は、白秋になりきって、発表を聞いている受講生及び今野の質問に答える。(「なりきり白秋」)これによって、詩の理解を深めたい。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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日本語学の基本的な分析方法の修得 詩的言語の分析方法の修得
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授業計画 Course Plan
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第1回
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明治期の日本語を分析するための方法、視点の説明 受講生による分担決定
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第2回
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明治期の日本語を分析するための方法、視点の説明 コーパス等の使い方
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第3回
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詩的言語を分析するための方法、視点の説明 短歌・俳句・詩を分析する
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第4回
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受講生による発表(第1回目)
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第5回
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第1回目の発表の振り返り、発表方法の確認
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第6回
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受講生による発表(第2回目)
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第7回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:共感覚に着目して
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第8回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:表記に着目して
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第9回
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受講生による発表と質疑応答:初出との関係に着目して
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第10回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:他作品を視野にいれる
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第11回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:明治期の表記とのかかわり
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第12回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:他の詩人の作品を考える
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第13回
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受講生による発表とそれについての質疑応答:作品全体をみながら
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第14回
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受講生による発表とそれについての総合的な質疑応答
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第15回
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まとめと振り返り
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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受講生による発表に関して:発表担当者は、発表のためのハンドアウトを作成し、発表1週間前に配付。発表者以外の受講者は、分析対象となった詩作品及び発表用ハンドアウトを読み、自らの疑問点を明らかにしておく。テキストとする『北原白秋』(岩波新書)すべてに目を通す。一度にではなくてよいが、少しずつ読み進めて、分析方法を修得する。
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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その場で解決できなかったことがらについては、次回の授業時までに追加調査をして次回に発表する。
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評価方法 Evaluation
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発表70パーセント+授業にのぞむ姿勢30パーセント
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履修前提要件 Prerequisites
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4年時に日本語学の分野で卒業論文を書く予定の学生は、日本語学演習1bをあわせて履修すること。
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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今野真二
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『北原白秋-言葉の魔術師-』
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岩波書店
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978-4-00-431649-7-00292
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880
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2017-12-28 17:36:05.503
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