授業テーマ Course Theme
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授業概要 Course Outline
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『竹取物語』は、十世紀前半に成立したとされる、日本最古の作り物語である。かぐや姫の物語は、絵本やアニメなどにもリライトされ、我々にも馴染み深いものである。この授業では、本文の精読を通して原典の魅力を味わうとともに、注釈書の比較・検討などによって、自分で問題点を見つけるトレーニングを行う。レジュメの作り方や口頭発表の仕方など、プレゼン能力の養成も主眼とする。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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・単語や文法に注意しながら、古文を正確に読めるようになる。 ・注釈書を比較することによって、問題点を発見できるようになる。 ・発表準備の手順や、レジュメの作り方を身につけ、口頭発表に慣れる。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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オリエンテーション
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第2回
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『竹取物語』概説(講義)
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第3回
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平安文学の研究方法(講義)
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第4回
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冒頭部の問題点(講義)
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第5回
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担当者による発表(1)─かぐや姫の成長
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第6回
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担当者による発表(2)─貴公子たちの求婚
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第7回
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担当者による発表(3)─石作皇子の話
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第8回
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担当者による発表(4)─くらもちの皇子の話
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第9回
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担当者による発表(5)─阿倍の右大臣の話
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第10回
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担当者による発表(6)─大伴の大納言の話
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第11回
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担当者による発表(7)─石上の中納言の話
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第12回
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担当者による発表(8)─帝の求婚
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第13回
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担当者による発表(9)─かぐや姫の昇天
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第14回
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担当者による発表(10)─ふじの山の話
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第15回
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まとめ
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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次回の発表箇所を、全員が読んでくる。発表者は、数種類の注釈書を比較・検討し、問題点をレジュメにまとめる。発表者以外の受講者は、疑問点を質問できるように準備しておく。
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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発表者は、レジュメを使って発表する。受講者全員で討論し、考察を深める。
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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授業内容を振り返り、本文を再読し、作品内容への理解を深める。
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評価方法 Evaluation
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平常点20%、口頭発表30%、レポート50% レポートは、原稿用紙10枚以上の課題を出す。
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履修前提要件 Prerequisites
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「日本古典文学基礎演習2b」(後期)とあわせて履修すること。
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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室伏信助
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『新版 竹取物語』
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角川書店(角川ソフィア文庫)
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9784043568017
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691
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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参考にすべき注釈書等については、授業中に説明する。
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更新日付
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2018-01-17 01:18:28.385
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