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科目 日本古典文学基礎演習2a 
開講科目群 日文 
履修 選択 
年次 2~4 
単位
開講科目ID JLCL2020 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 4時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

藤井 由紀子(フジイ ユキコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
『竹取物語』を読む 
授業概要
Course
Outline
『竹取物語』は、十世紀前半に成立したとされる、日本最古の作り物語である。かぐや姫の物語は、絵本やアニメなどにもリライトされ、我々にも馴染み深いものである。この授業では、本文の精読を通して原典の魅力を味わうとともに、注釈書の比較・検討などによって、自分で問題点を見つけるトレーニングを行う。レジュメの作り方や口頭発表の仕方など、プレゼン能力の養成も主眼とする。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
・単語や文法に注意しながら、古文を正確に読めるようになる。
・注釈書を比較することによって、問題点を発見できるようになる。
・発表準備の手順や、レジュメの作り方を身につけ、口頭発表に慣れる。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション 
第2回 『竹取物語』概説(講義) 
第3回 平安文学の研究方法(講義) 
第4回 冒頭部の問題点(講義) 
第5回 担当者による発表(1)─かぐや姫の成長 
第6回 担当者による発表(2)─貴公子たちの求婚 
第7回 担当者による発表(3)─石作皇子の話 
第8回 担当者による発表(4)─くらもちの皇子の話 
第9回 担当者による発表(5)─阿倍の右大臣の話 
第10回 担当者による発表(6)─大伴の大納言の話 
第11回 担当者による発表(7)─石上の中納言の話 
第12回 担当者による発表(8)─帝の求婚 
第13回 担当者による発表(9)─かぐや姫の昇天 
第14回 担当者による発表(10)─ふじの山の話 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
次回の発表箇所を、全員が読んでくる。発表者は、数種類の注釈書を比較・検討し、問題点をレジュメにまとめる。発表者以外の受講者は、疑問点を質問できるように準備しておく。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
発表者は、レジュメを使って発表する。受講者全員で討論し、考察を深める。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
授業内容を振り返り、本文を再読し、作品内容への理解を深める。 
評価方法
Evaluation
平常点20%、口頭発表30%、レポート50%
レポートは、原稿用紙10枚以上の課題を出す。 
履修前提要件
Prerequisites
「日本古典文学基礎演習2b」(後期)とあわせて履修すること。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 室伏信助  『新版 竹取物語』  角川書店(角川ソフィア文庫)  9784043568017  691   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
参考にすべき注釈書等については、授業中に説明する。 
更新日付 2018-01-17 01:18:28.385


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