シラバス参照

科目 基礎演習II aグループ 
開講科目群 地民 
履修 必修 
年次
単位
開講科目ID GLRM2051 
開講期・曜日・時限 前期 金曜日 3時限
前期 金曜日 4時限
教職課程との対応  
教員氏名

大野 俊(オオノ シュン)

山本 達也(ヤマモト タツヤ)

備考 aグループ 



授業テーマ
Course
Theme
調査と研究の方法、アカデミック・レポート作成やアカデミック・プレゼンテーションの作法 
授業概要
Course
Outline
[大野]講師はこの40年近く、新聞記者、研究者、大学教員として、日本国内各地のほか、アジア、オセアニア、米国、欧州の各地で取材・研究・教育活動にあたってきた。こうした経験も踏まえて、1次データ収集を伴う質的調査や情報の精査の方法、アカデミックなレポートやプレゼンテーションの作法などについて教え、学生に習得してもらう。
[山本]勉強と研究は異なる。レポートと論文も異なる。それでは、いったい、両者は何がどう違うのであろうか。この素朴な問いに答えることは、大学における学習や研究を進める上で重要な意味を持つ。この講義では、「研究」とは何かというそもそも論から始まり、実際に、自分の力で研究テーマを発見し、そのテーマに対して一定の答えを導き出すためのプロセス(方法論)を、具体的な事例を踏まえながら実践的に学んでいく。山本担当回については、この方法論のうち、特に「量的調査」の手法を重点的に取り扱う。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
[大野]多様な文献の読解法、フィールドワークを含む質的調査の技法、アカデミック・レポートの作成法などについて習得する。
[山本]量的調査の概要と方法を理解し、自身の研究に使えるようになる。文献、論文、メディア報道などにおける「数字」に関するリテラシーを向上させる。 
授業計画
Course Plan
第1回 [大野]イントロダクション
[山本]イントロダクション 
第2回 [大野] 質的調査の概論と手法 
第3回 [大野] メディア・リテラシー 
第4回 [大野]新聞記事のクリティカル・リーディングと文章論 
第5回 [大野] ライフ・ヒストリーの書き方と実践 
第6回 [大野] アカデミックなレポートとプレゼンテーションの「掟」 
第7回 [大野]各学生の研究成果プレゼンテーション①  
第8回 [大野]各学生の研究成果プレゼンテーション② 
第9回 [山本]「研究」とは何か?「量的調査」とは何か? 
第10回 [山本]データ分析の視点 
第11回 [山本]質問票の設計と作成 
第12回 [山本]プリテスト 
第13回 [山本]問いを立てる・リサーチデザインを考える 
第14回 [山本]研究発表の理論と実践 
第15回 [山本]統計的調査法を用いたグループ発表と小テスト 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
[大野]指定されたテキストや資料に目を通し、与えられた課題について理解を深め、授業中に議論や発表ができる準備をする。
[山本]指定された文献等に目を通し、授業内ディスカッションを行えるよう準備する。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
[大野]講義や他の学生の発表・発言について、臆することなく疑問や意見を述べ、積極的に問題提起する態度を養う。    (注)授業計画は一部、変更の可能性がある。
[山本]講義内容の理解に努め、講義後半に行われるディスカッションのためのメモを作成する。授業内ディスカッションに積極的に参加する。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
[大野]テキスト、参考書のほか、自分の研究テーマの文献も読み込んで理解を深化させ、課題の
レポートや発表の準備を進める。
[山本]講義内容や授業内ディスカッションの内容を振り返り、内容の深いレベルでの理解につなげる。授業内で指示された課題に真剣に取り組む。 
評価方法
Evaluation
[大野]出席、議論への参加などの平常点(30%)、複数の課題レポート(40%)、個別プレゼンテーション(30%)
[山本]講義内ディスカッションへの貢献度など平常点(20%)、レポート(20%)、グループワーク・グループ発表(20%)、期末試験(40%) 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 佐藤望ほか編  『アカデミック・スキルズー大学生のための知的技法入門 第2版』  慶應義塾大学出版会  978-4-7664-1960-3  1080円   
2. 片山悠樹・山本達也・吉井哲編  『多様化する社会と多元化する知ー 「当たり前」を疑うことで見える世界 』  ナカニシヤ出版  978-477951-1493  2592円   
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 松本茂・河野哲也  『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法 改定第二版』  玉川大学出版部  978-4-472-40513-6  1620円   
2. 白井利明・高橋一郎  『よくわかる卒論の書き方[第2版]』  ミネルヴァ書房  978-4-623-06572-1  2700円   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2018-02-22 19:00:31.884


PAGE TOP