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科目 英語圏比較文化 
開講科目群 英文 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID ELSP3870 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 1時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

和田 桂子(ワダ ケイコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
英語圏文化の多様性を学び、日本文化が異文化としてどのように受容されてきたかを学ぶことで、異文化交流の意義を知る。 
授業概要
Course
Outline
英語圏の歴史的文化背景を学び、DVDを通して日本文化の受容状況を学ぶ。また本学留学生に参加してもらい、受講生との交流によって世界の文化の多様性と異文化受容の問題点を探る。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
英語圏文化の多様性を知り、異文化交流の意義を知るようになる。 
授業計画
Course Plan
第1回 文化と異文化 
第2回 遣欧使節団。日本人がはじめてヨーロッパを訪れた際の様子を当時の資料から探る。 
第3回 万国博覧会。産業革命後のイギリスの発展を世界に披露した万博について学ぶ。 
第4回 ロンドン日本村。1800年代後半に到来したイギリスの「日本ブーム」について考察する。 
第5回 コミックオペラ「ミカド」前半解説。イギリスをはじめ世界でロングランを達成した「ミカド」は、日本ではあまり知られていない。その理由を考える。 
第6回 「ミカド」前半DVD鑑賞およびディスカッション。 
第7回 「ミカド」後半解説。英語圏における日本についての誤解がどのようにして起こったかを考える。 
第8回 「ミカド」後半DVD鑑賞およびディスカッション。 
第9回 俳句の世界性。今や英語圏の小学校でも教えているHAIKUが、どのようにして世界的市民権を得るに至ったかを学ぶ。 
第10回 英米文学と日本文学。日本について触れている英米文学と、アメリカやイギリスへの憧憬を描いている日本文学を比較検討する。 
第11回 世界における日本イメージの変遷。1800年代から現代までの日本イメージの変化を見ることによって、異文化受容の本質に迫る。 
第12回 異文化受容の問題点(1)アジア圏からの留学生と受講生との交流による。 
第13回 異文化受容の問題点(2)英語圏からの留学生と受講生との交流による。 
第14回 英語圏文化と異文化理解 
第15回 総括:英語圏比較文化の重要性+定期試験 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
課題の担当者は前日までにA4一枚にまとめたものを用意する。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
作品や資料を精読し、自分の意見をまとめる。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
それぞれの作品や資料の内容について復習しておく。 
評価方法
Evaluation
期末試験70% 平常点30%(平常点は授業への参加の姿勢、課題、リアクションペーパーを総合してつける) 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 倉田喜弘  『1885年ロンドン日本人村』  朝日出版社       
2. 佐藤和夫  『俳句からHAIKUへ』  南雲堂       
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
テキストは使用せず、DVDやプリントを使用する。 
更新日付 2018-01-08 18:17:47.483


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