授業テーマ Course Theme
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本講義は、形態論の入門である。英語と日本語の単語が持つ構造・発音・意味の側面に注目しながら、形態論の基礎概念と分析手法を紹介する。
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授業概要 Course Outline
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この講義では、形態論の基礎概念と分析手法を学ぶ。具体的には、英語と日本語の例を多く取り入れながら、派生形態論、屈折形態論、語形成規則、音節にもとづく短語縮規則、単語の意味と形態構造に関する成果を紹介する。また、学期末には、日英語の最近の興味深い語例(リンスインシャンプーなど)をケーススタディとして取り上げ、形態論からどのような具体的分析と面白い問題が提示できるかを検討する。最後に、中間試験と期末試験を行うことによって、受講者の理解度と応用力を確認する。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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形態論の基礎概念と分析手法を習得することができる。そして、自分の身近にある語に対して自分でそれを応用して自分なりの問題と研究課題を設定できるようになる。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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オリエンテーション(講義の進め方、評価方法、中間試験と期末試験の概要説明)
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第2回
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形態論と単語の構造
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第3回
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単語と接尾辞・接頭辞の結びつき
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第4回
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複合語の特徴、分類、品詞
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第5回
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単語の主要部と右側主要部の規則
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第6回
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これまでのまとめと練習問題の答え合わせ
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第7回
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英語と日本語の音節構造の違い、子音連結
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第8回
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英語の強勢アクセントと日本語の高さアクセント
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第9回
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英語と日本語の単語のリズムについて
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第10回
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これまでのまとめと中間試験
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第11回
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単純語と合成語の意味
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第12回
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複合語における意味要素の稀薄化と下位意味について
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第13回
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身近な例を使って英語と日本語の表現を比較する - リンスインシャンプなどのN1インN2型表現
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第14回
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日英比較形態論とその諸問題について
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第15回
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これまでのまとめと期末試験
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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あらかじめ指定された教科書の部分をよく読み、自分なりに内容を整理し質問を用意しておくこと。
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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予習内容と講義内容を照らし合わせ、質問があれば遠慮なく講義中に質問すること。
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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講義内容を自分の言葉でまとめ、練習問題をやって理解度と応用力を確かめること。
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評価方法 Evaluation
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講義への積極的参加と質問(30%) 中間試験(30%)、期末試験(40%)
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履修前提要件 Prerequisites
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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並木崇康
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『単語の構造の秘密 日英語の造語法を探る』
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開拓社
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978-4-7589-2514-3
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1,836
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2018-01-18 17:21:14.854
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