授業テーマ Course Theme
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1)英語の基礎力、特に英文読解のための文構造にかかわる英文法の定着と、「日本語から想起する英作文」の陥りやすい間違いから脱却して、英文らしい英文を書く力をつける。 2)子どもが主人公の米、英、カナダ文学の短編を読み、巧みな日本語に訳せるようにする。 3)英文を美しく自然な発音で読めるようにする。
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授業概要 Course Outline
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今年度も基礎演習では90分の授業を2部にわけます。第一部は主として英文法をおさらいしながら英作文の力をつけ、第二部では米、英、カナダ文学の短編を読んでいきます。 音読では、発音法にこだわって、文を読むときの強勢ポイントや、息継ぎのポイント、難しい子音の連続する単語などを流暢に読み下す練習もします。 その他にミステリーや映画(トトロ英語版や短編英語作品など)も扱います。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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英文を読むうえで何よりも大切なのは、SVの文構造をしっかり身につけることです。また、英語の読む、聞く、がそこそこできる人も、英作文と話すことだけは苦手な場合が非常に多い。それは、読む、聞く、時には、最初に英文があり、そこにある英文と向き合えばよいですが、書く、話すときには、「日本語から想起する」からです。日本語と英語は文構造、言語習慣が大きく違い、自然な日本語は絶対に自然な英語になりません。その違いの本質を理解し、英語的な日本語を想起できるようになって初めて英語らしい英語が書けるようになります。この授業では、英語らしい英語が書けるようになることを目標に訓練します。 また、本当の英語力というのは、文学作品を読むことで身についていきます。受験英語を離れて、直訳ワールドから抜け出し、日本語と英語の違いをよくわかった上で、巧みな日本語に訳していく、「翻訳力」をつけることも目標にします。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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イントロダクション The Rose アプリ辞書の使い方紹介
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第2回
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第一部:基礎文法のおさらい。英作文のツボ(なぜあなたの書いた英作文は意味不明なのか)The First Day of School 精読 1 第二部:The First Day of School-1
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第3回
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第一部:基礎文法のおさらい。パーツと副詞句 第二部:The First Day of School 精読 2
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第4回
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第一部:英基礎文法のおさらい。英作文のツボ(It さんは前の席) 第二部:The First Day of School 精読 3
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第5回
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第一部:英作文 テキスト パート1 第二部:The First Day of School 精読 4
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第6回
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第一部:英作文 テキスト パート2 第二部:Love Birds 精読 1
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第7回
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第一部:英作文 テキスト パート3 第二部:Love Birds 精読 2
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第8回
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第一部:英作文 テキスト パート4 第二部:Love Birds 精読 3
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第9回
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第一部:英作文 テキスト パート5 第二部:Mystery Break & Short Film: The Three Ravens
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第10回
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第一部:英作文 テキスト パート6 第二部:Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage 精読 1
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第11回
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第一部:英作文 テキスト パート7 第二部Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage 精読 2
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第12回
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第一部:英作文 テキスト パート8 第二部:Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage 精読 3
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第13回
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第一部:英作文 テキスト パート9 第二部:Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage 精読 4
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第14回
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第一部:英作文 テキスト パート10 第二部:Hateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriage 精読 5
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第15回
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まとめ、英作文、訳のテスト
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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次の箇所の予習をし、読んで訳しておく 提出課題に取り組む。訳に関しては、必ず、英文もすべて書き出す。
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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授業内の課題に取り組む。辞書は必ず持ってくる。音読の時は本気で声を出す。 構文については、授業時に丁寧に見ていくので、訳を間違えた箇所については、必ず修正してから、修正後のものを提出する。(添削して返却)
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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戻って来た訳の添削で間違えたところを確認する。英作文のポイントを整理して英作文の課題に取り組む
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評価方法 Evaluation
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授業への取り組み、課題提出、テストの結果などを総合して評価する。平常点、普段の提出課題もすべて点数化して累積する。
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履修前提要件 Prerequisites
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基礎演習はガイダンス期間の希望調査によって4月に振り分けられる。 原則として、aとbは連続して取ること。
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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大井恭子、伊藤文彦
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『英語モードが身につくライティング』
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研究社
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978-4-327-42187-8
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1900円
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2.
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Alice
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『Munro』
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Vintage
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0099422743
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1473
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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指定テキスト以外は、随時プリント配布。
辞書について:持ち歩くには電子辞書が便利ですが、本当に英語力を身につけるには、すぐれた紙の辞書が効果的です。英和は、各種良質な辞書がありますが、これから買うならば、「読む辞書」としてすぐれた旺文社のオーレックスや、英語教員を目指す人は文法解説と用例が詳しいウィズダムがおススメです。上記のようなコーパス型の用例が豊富な辞書でないものを使っている場合は、ぜひ、ロングマンやオックスフォードなどの英英辞書と合わせて使って、具体的な用例を確認するようにするとよいでしょう。本気で英語の使い手になろうと思うならば、常に具体的なセンテンスの用例を見る癖をつけましょう。電子辞書をこれから買う場合は、収録語数が多くても、例文が別階層になっているものではなく、例文が画面内に同時表示されるものを選ぶといいと思います。(ウィズダムはスマホにダウンロードできるアプリタイプがあり、紙の辞書の半分の値段で英和も和英も使えて大変便利です。これを利用する人は、ぜひ「付録」ボタンを活用しましょう。日本の学習者がレベル別に知っておくべき英単語や、英作文のお題と解答例、文法や語法のワンポイントアドバイスなどが満載です。初回授業で詳しく説明します。)
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更新日付
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2018-01-06 02:25:37.177
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