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科目 教育方法論 日史 
開講科目群 教職 
履修 必修 
年次
単位
開講科目ID CPTE2251 
開講期・曜日・時限 後期 月曜日 4時限
教職課程との対応 教職課程(教職に関する科目) 
教員氏名

吉岡 昌紀(ヨシオカ マサキ)

備考 日・史 



授業テーマ
Course
Theme
基礎的な教育方法、授業内の技術、授業の構造を理解し、指導案を作成する。
主体的・対話的で深い学びを実現していくための方法を理解し、応用する。
ルーブリック、パフォーマンス評価などを含め、教育評価について理解し、利用する。
情報機器を活用した効果的な授業や、情報活用能力の育成を視野に入れた教材について理解する。 
授業概要
Course
Outline
学校教育の中心は授業である。発問、指示、板書、説明、教材開発を中心に、教師が授業を作り上げ方、授業中の生徒への働きかけ方を、実際の授業を記録した、授業の名人と言われる教師のビデオを活用しつつ、学ぶ。その中で、実は授業は、教師からの働きかけだけで作られるのではなく、学ぶ側の意欲を高め、主体的・対話的で協調的な学習の中で、深い学びが実現していくことに気づき、教師の働きかけもまた、そのような生徒の学びを促すものであることを理解していきたい。
また、情報機器や情報機器を用いた教材の活用法を知ることも重要である。これらについても紹介し、試用してみる。さらに、授業の指導に即して、評価についての理解を深めたい。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
1) 教育方法の基礎的理論と実践を理解し説明できる。
2) 主体的・対話的で深い学びにつながる指導法について説明でいる。
3) 学級・生徒・教員・教室・教材など授業を構成する基礎的な要件を理解し説明できる。
4) 発問・指示・話法・板書など、授業を行う上での基礎的な技術を理解し、それを用いた指導案を作成できる。
5) 学習評価の基本的な考え方を正確に理解し、評価指標を作成できる。
6) 目標・内容、教材・教具、授業展開、学習形態、評価規準等の視点を含めた学習指導案を作成できる。
7) 電子黒板等の情報機器を活用して、効果的に教材等を作成・提示できる。
8) 子どもたちの情報活用能力(情報モラルを含む)を育成するための指導法を理解し、説明できる。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション 
第2回 評価(1):教育における評価、測定、相対尺度と絶対尺度 
第3回 評価(2):相対評価と絶対評価、偏差値 
第4回 評価(3):ルーブリック、パフォーマンス評価 
第5回 評価(4):評価をめぐるトピック(入試、学力の測定) 
第6回 授業の達人に学ぶ(1):授業とは 
第7回 授業の達人に学ぶ(2):授業の組み立て、教材開発 
第8回 授業の達人に学ぶ(3):発問、働きかけ方、話し方 
第9回 授業の達人に学ぶ(4):板書 
第10回 授業の達人に学ぶ(5):教材の活用 
第11回 授業の達人に学ぶ(6):アクティブ・ラーニング、協調学習 
第12回 情報機器の活用(1):各種情報機器の特質と利用法 
第13回 情報機器の活用(2):電子黒板の活用
情報モラル 
第14回 指導案の作成(1):指導案の構造 
第15回 指導案の作成(2):指導案を作成してみる 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
 授業前に必要な学習は、事前に指示する。宿題を課している場合は、それを行うことが授業前の学習にあたる。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
 授業は講義と能動的学習を組み合わせた形式で進める。
教育評価を扱う部分では、計算練習、具体的場面での用い方、評価基準の作成などを、ワークシート等を利用した作業を行いつつ学ぶ。
 授業について考察は、達人の授業記録のビデオ視聴・分析と、達人の著作の読解を合わせて考察を進める。
 能動的学習・協調学習については、本授業の進め方のなかからも体験できるようにはかる。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
 宿題およびレポートの提出を、学期の途中に数回課す。 
評価方法
Evaluation
 レポート(学期の途中と学期末、計2回)と宿題を合わせて70%、授業への参加状況30%。 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業で使用する資料は、授業者が用意し、授業中に適宜配布する。 
更新日付 2018-01-22 16:03:15.963


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