授業テーマ Course Theme
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文化史学とは、どのような問題をどのように研究するのかを理解する
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授業概要 Course Outline
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文化史学の研究には、歴史学を中心として美術史学・思想史学・宗教史学の4分野の研究方法や基礎知識を学ばなければならない。「基礎演習」と「文化史学序説」は、文化史学科の学生がそれらの分野に触れる最初の機会である。「基礎演習」は、演習形式でそれぞれの分野のテーマに即して研究発表や討議を行い、レポートを書くことを通じて、学生諸君に文化史研究の「感触」をつかんでもらうことが主な目的である。1年次生にとっては初めての演習であるが、単に受動的に授業を聞くのではなく、積極的に「参加する」ことが求められる。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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文化史学科に含まれる諸分野がそれぞれどのような対象をどのように研究するのか、その概要を把握し、また自己の関心や個性に合った分野は何かを十分考えることを通して、2年次のはじめに迷わず専攻分野を選択することができるようにする。
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授業計画 Course Plan
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文化史学科の1年次生全員を、a~eの5つのグループに分け、それぞれ異なる分野を専門とする5名の教員が順次各グループを担当する。1教員の担当回数は各6回。各担当教員はそれぞれその専門分野の研究内容や方法を実際に体験できるような授業を行う。
【梅澤】 日本史 歴史研究の基礎としての史料の性質を理解し、読解、解釈に取り組んでみる。 第1回:歴史研究と史料について。史料読解の基礎知識。実際に読む史料(長崎奉行所の口書等)の説明。 第2回:第1の史料の読解と考察(1) 史料読解の基本を手ほどき 第3回:第1の史料の読解と考察(2) 実際の史料読解と解釈に取り組む 第4回:第2の史料の読解と考察 第5~6回:第3の史料の読解と考察。判決文(犯科帳)の検討。全体の考察。
【国際関係思想】 中見 平和や差別撤廃のために闘った人々について学ぶ。選択肢のなかからテーマをひとつ選び、その人物の平和・差別撤廃の思想と活動(どのような人であり、いかなる考えをもってどのような活動をしたか等)について調べ、ひとり約10分の発表をする。発表を通じて、国際関係思想についての初歩的知識と理解を得たい。必ずレジュメ(A3を1枚程度)を作成し、人数分のコピーを用意して配布すること。インターネットからの情報には依存しないようにし、レジュメには参考文献を明記する。全体を5つのグループに分けるが、発表は個々人で行う。発表後、時間の許す限り、質疑応答をおこなう。毎回必ず全員に発言を求める。 第1回:授業の進め方について説明する。 選択肢のなかからテーマを選ぶ。 発表順を決める。 第2回:第1グループの発表 第3回:第2グループの発表 第4回:第3グループの発表 第5回:第4グループの発表 第6回:第5グループの発表
【木川】 西洋美術史 国立西洋美術館(上野)の作品を調査して発表をする。 第1回:課題シートを配布する。2回目の授業までに国立西洋美術館に行き、与えられた指示どおりに作業を行う。 第2回:それぞれの作品の参考文献を配布する。発表内容を検証し、レジュメを作成する。 第3~6回:それぞれの担当する作品について、1人10分程度で発表し、質疑応答を行う。
【藤本】 東洋史 第1回:ガイダンス。アジア史に関する古典的論考の輪読、用語調べに必要な工具書の説明。テキストの配布と説明。各自輪読担当箇所の決定。 第2回:予習の成果をふまえ、学生各自がテキストの担当箇所を朗読。事前に提出した用語の意味を発表。教員は補足説明を加える。 第3回:担当者による発表。 第4~5回:担当者による発表。 第6回:担当者による発表とまとめ。
【坂田】 宗教史学 宗教史に関するテーマを各自が一つ選び、それについて調査し発表する。 第1回:オリエンテーション。テーマの概要説明と選定。調査に必要な基本的資料等の紹介。 第2回:担当者による発表、補足説明。 第3回:担当者による発表、補足説明。 第4回:担当者による発表、補足説明。 第5回:担当者による発表、補足説明。 第6回:担当者による発表、補足説明。
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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各担当教員の指示に従い、特定のテーマについて予め調査し、報告できるようにまとめる、あるいは配布された資料を予め読んで疑問や問題点を整理しておくことなどが要求される。
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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予め準備したものを発表したり、質疑応答したり、議論したりする。
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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授業で得られた知識を整理したり、問題点を更に深く考え、その内容を整理してレポートを書く準備をする。
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評価方法 Evaluation
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各教員の担当回数が終了するごとにレポートを課す。レポートの採点結果の他、出席状況や授業での発言状況などを勘案して各教員が採点・評価する。細部は担当教員により若干異なる。更に各教員の採点・評価結果を集計して、「基礎演習」全体の評価を決定する。
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履修前提要件 Prerequisites
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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平凡社新書801
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2018-02-22 10:04:13.04
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