シラバス参照

科目 西洋美術史特殊講義Ia 
開講科目群 文史 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID CHAR3000 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 2時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

高野 禎子(タカノ ヨシコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
描かれた聖ヨハネ -中世からルネサンス美術にみるヨハネ像の多様性ー 
授業概要
Course
Outline
英仏中世のステンドグラス、イタリア・ルネサンス絵画等にみられる聖ヨハネの描かれ方を具体例を通して見ながら、その多彩で変化に富んだ表現のあり方について考察する。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
キリスト教美術において中心となるのはイエス・キリストや聖母マリアであるが、その周囲に位置する聖人の中で特に興味深いのは第四福音書記者であり、かつまた黙示録の著者とされる聖ヨハネである。その存在の多義的な意味とロゴスの証言者としてのヨハネの図像について、より良く理解できるようにする。 
授業計画
Course Plan
第1回 はじめに -キリストの弟子としてのヨハネー 
第2回 ヨハネとは何者か 
第3回 キリストの変容にみるヨハネ 
第4回 カナの婚礼にみるヨハネ 
第5回 最後の晩餐にみるヨハネ 
第6回 十字架の下のヨハネ 
第7回 磔刑後のヨハネ、ピエタ像のヨハネ他 
第8回 杯もつ使徒像としてのヨハネ 
第9回 ラティナ門での油刑のヨハネ 
第10回 黙示録の著者としてのヨハネ(1) 
第11回 黙示録の著者としてのヨハネ(2) 
第12回 ステンドグラスにみるヨハネ伝図像(1)フランス 
第13回 ステンドグラスにみるヨハネ伝図像(2)イギリス 
第14回 聖ヨハネの奇跡物語 -自分自身の埋葬と昇天ー 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
新約聖書の福音書を読んで、四人の福音書記者とその書き方の相違を調べておく。さらにキリスト教図像学の基礎知識を得るために、簡単な聖書物語を図書館等で調べておく。画集なども多く見るように心がける。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
授業で扱われる内容について、疑問点や補足して欲しいことなど、リアクションペーパを利用して積極的に発信すること。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
授業で扱った作例やその周辺の画家などについて、図書館等でより詳しく調べてみること。疑問があれば次回の講義で質問するための資料など作成して、次の授業に備えて欲しい。 
評価方法
Evaluation
授業の最後に試験をする。出席は原則として3分の2以上、リアクション・ペーパの内容も加味して採点する。 
履修前提要件
Prerequisites
特になし。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 三浦アンナ  『藝術に現れたヨハネ』  岩波書店       
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業のレジュメ等は毎回の授業時に配布する。参考資料等に関しては授業の際に適宜紹介する。 
更新日付 2018-01-16 14:27:57.824


PAGE TOP