シラバス参照

科目 ゼミナールII 
開講科目群 スペイン語スペイン文学科 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID 10226500 
開講期・曜日・時限 通年 水曜日 4時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

木村 琢也(キムラ タクヤ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
調音音声学、およびロマンス系諸言語への入門 
授業概要
Course
Outline
前期はスペイン語調音音声学入門としてスペイン語の母音・子音・アクセント・イントネーションなどについて講義し、かつ受講生の発音指導をする。
後期はロマンス系言語の中からフランス語とブラジル・ポルトガル語を選び、これら2言語の発音、最重要語彙、初歩的な文法を、スペイン語と比較しながら学ぶ。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
音声学の基本とIPA(国際音声記号)を学び、スペイン語の発音を良くするとともに、他の学習中の外国語、さらには今後学ぶ必要が生じるかもしれない未知の外国語の発音にも対応できるようになる。その他、2年間のゼミナールを通じて4つのロマンス系言語(フランス語、ブラジル・ポルトガル語、イタリア語、カタルーニャ語)の基本を学び、既知の外国語の知識を新しく学ぶ外国語に応用することに慣れる。さらに今後新たな外国語を学ぶ必要が生じた際にもあわてないような「外国語基礎体力」を培う。 
授業計画
Course Plan
第1回 音声学の諸分野 
第2回 音声器官 
第3回 子音の分類 
第4回 母音の分類 
第5回 音素、日本語の音声と音韻体系 
第6回 スペイン語の母音 
第7回 スペイン語の子音(1) 閉鎖音,摩擦音,破擦音 
第8回 スペイン語の子音(2) その他の子音,半母音 
第9回 音節とモーラ、スペイン語の開音節化傾向 
第10回 日本語のプロソディー 
第11回 連続発話における音変化 
第12回 スペイン語のアクセント 
第13回 スペイン語のイントネーション 
第14回 総復習と発音練習 
第15回 まとめ 
第16回 文字と発音 
第17回 あいさつなどの重要表現 
第18回 名詞・冠詞の性と数 
第19回 形容詞の性と数 
第20回 (フランス語)être, avoir / (ポルトガル語)ser, ter 
第21回 動詞直説法現在の規則活用 
第22回 重要な不規則動詞 
第23回 疑問詞、指示詞、所有詞など 
第24回 前置詞、副詞など 
第25回 目的格代名詞、再帰代名詞 
第26回 (フランス語)直説法複合過去 / (ポルトガル語)直説法現在完了 
第27回 (フランス語)直説法単純過去 / (ポルトガル語)直説法完全過去 
第28回 (フランス語)直説法半過去 / (ポルトガル語)直説法不完全過去 
第29回 簡単な講読 
第30回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
《前期》
プリント教材、および担当教員の個人ホームページ内の「スペイン語発音ピンポイントレッスン」のうち前もって指定された部分を読み、覚えるべき内容については覚えておく。
《後期》
教科書およびプリント教材のうち前もって指定された部分を予習しておく。また、スペイン語からフランス語・ポルトガル語への翻訳課題をやっておく。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
《前期》
原則として毎回、授業の最初に授業前学習の内容に関する小テストを行う。IPA(国際音声記号)の説明の際には視聴覚教材をふんだんに使い、かつ理解を確かめるための聴き取りの小テストを頻繁に行う(1回の授業で複数回行うこともある)。必要に応じて発音の個人指導もするが、授業時間が限られているため十分には行えないと思われる。
《後期》
最初の1~2回を除き、前回の授業で課されたスペイン語からフランス語・ポルトガル語への翻訳課題を自発的に希望する学生が授業開始時までに黒板に書いておく。授業はそれの添削から始まる。その後は教科書の内容を学ぶが、必ずしもページの順を追って進むとは限らない。例文の音読には特に力を入れるので大きな声で読んでいただきたい。また、教科書に付属しているCDの部分的なディクテーションも随時行う。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
《前期》
調音音声学およびスペイン語発音について、学んだ内容をなるべく自分の中に定着させる。特に発音は知識だけでなく技能も重要であるから、個々人がよく練習すること。
《後期》
記憶すべき部分を授業時に指示するので、それを記憶する。 
評価方法
Evaluation
前期末と後期末の定期試験50%、平常点50%。平常点は小テストと提出課題を中心とする。 
履修前提要件
Prerequisites
西文科3,4年次生のうち、履修が許可された学生に限る。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 東郷雄二  『ニューエクスプレス フランス語』  白水社  978-4-560-00339-8  2,052円   
2. 香川正子  『ニューエクスプレス ブラジルポルトガル語』  白水社  978-4-560-00648-1  2,052円   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
教科書の他にもプリントを配布する。前期は担当教員の個人ホームページ内にある「スペイン語発音ピンポイントレッスン」http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktakuya/prefacio.htm の自習も必要である。 
更新日付 2017-01-18 22:51:30.18


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