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科目 スペイン語圏文化概論I 
開講科目群 スペイン語スペイン文学科 
履修 必修 
年次
単位
開講科目ID 10190700 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 2時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

長野 太郎(ナガノ タロウ)

齋藤 華子(サイトウ ハナコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
《長野》
スペイン語圏の言語文化を学ぶうえで最低限必要となる概念、地理、歴史、政治、経済、社会について学ぶ。
《齋藤》
スペインを知るための基礎知識 
授業概要
Course
Outline
《長野》
「スペイン語圏」とはどこを指すのだろうか?「文化」とはいったい何だろうか?わかっているようでわからないこうした問いを入り口として、大学で学ぶことはどういうことなのか、そしてスペイン語を媒介としてこれから目の前に開けてくるであろう世界の広がりと奥行きについて、一緒に考えていきたい。
《齋藤》
スペインは歴史上、様々な民族が錯綜した地であり、独自の風土、文化を持つ地方が集まる国といわれる。このような多様性を持つスペインの歴史の流れを、スペイン史に登場する人物を通して学ぶ。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
《長野》
・高校までとは異なったスタイルをとる大学の講義において、メモやノートをとり、疑問を提出したり、意見を表明したりする手段を学ぶ。
・研究対象としての文化へのアプローチ方法を考える。
・スペイン語圏の範囲とその歴史的成立過程を知る。
・スペイン語圏の社会構造と現代的諸問題を理解する。
・スペイン語の現状と可能性について考える。
《齋藤》
・スペインの成り立ちから現代までの歴史を概観し、スペイン史の流れを理解することを目標とする。
・スペイン語とスペインに関する諸分野を学んでいくために最低限必要となるであろう、スペインに関わる基礎知識を身につける。 
授業計画
Course Plan
第1回 文化とは何か? 
第2回 スペイン語圏の範囲と多様性 
第3回 スペイン語圏の成立 
第4回 国家と国民の創出 
第5回 都市と地方 
第6回 民族、宗教、階級、ジェンダー 
第7回 グローバル化とスペイン語圏 
第8回 “スペイン”の誕生、“スペイン語”の誕生 
第9回 女王フアナの時代(ハプスブルク朝スペイン) 
第10回 セルバンテスの時代(スペインの栄光と凋落) 
第11回 ゴヤの時代(ブルボン朝スペイン) 
第12回 ガウディの時代(カタルーニャの歴史) 
第13回 ピカソの時代(スペイン内戦) 
第14回 ロルカの時代(20世紀スペイン) 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
《長野》
前回の授業で配布された資料やレジュメを読み、内容を理解し、不明な部分を認識しておく。
《齋藤》
前回の授業の内容を見直しておく。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
《長野》
授業は基本的に講義形式でおこなう。講義は配布するレジュメ(印刷物)に沿って進め、必要に応じて写真、映像、音楽等のAV資料を補足的に用いる。毎回、授業終了前の10分ほどを費やして、その日取り上げた内容についてのリアクション・ペーパー(感想、コメント、質問など)を記入してもらう。次回の授業、回答および補足的説明をおこなう。
《齋藤》
授業は講義形式で行われるが、代表的な絵画作品を見たり、また映画の一場面やドキュメンタリー等の視聴覚資料も使用される。毎回配布される書きこみ式のプリントに自分なりのまとめをしながら、授業ノートとして完成させていく。授業の最後には、興味を覚えたことや疑問等をリアクションペーパーに書いて提出する。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
《長野》
紹介された参考文献を手がかりに、テーマに関わる文献を読み、理解を深める。
《齋藤》
授業で扱った時代の概観、また授業中に感じた疑問点を調べてみる。 
評価方法
Evaluation
《長野》
期末テストが80%、平常点(リアクションペーパーを含む)が20%。
《齋藤》
期末試験70%、平常点(リアクションペーパーの内容等)30% 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 西川長夫  『増補 国境の越え方―国民国家序説』  平凡社ライブラリー  978-4-582-76380-5  1300円   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
《長野》
教科書は使用せず、プリントを配布する。
《齋藤》
プリントを配布する。 
更新日付 2017-02-22 15:21:08.555


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