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科目 西洋美術史特殊講義Ib 
開講科目群 文化史学科 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID 10186800 
開講期・曜日・時限 後期 火曜日 4時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

高野 禎子(タカノ ヨシコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
西洋中世の美術を見る眼(2) -イタリア中世の聖母子と聖ヨハネ像ー 
授業概要
Course
Outline
イタリア中世の絵画において、特に聖母子と聖ヨハネに注目して、その表現の多様性について考察する。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
イタリア中世を代表する絵画作品を取り上げて、キリスト教図像学の基礎的な知識を学びながら、
聖母子像および聖ヨハネ像について、焦点をしぼって考察する。同時代のイギリスやフランスなど
の同様の作例を比較対象としつつ、イタリアの独自性についても考えてみたい。 
授業計画
Course Plan
第1回 序章 -イタリア中世の聖母子像ー 
第2回 キリスト教図像学の基礎知識(1)聖母子像 
第3回 キリスト教図像学の基礎知識(2)聖ヨハネ像とキリスト伝 
第4回 ジョットの《マエスタ(荘厳の聖母)》 
第5回 ロマネスク以来の《智慧の玉座(セデス・サピエンティア)》 
第6回 シモーネ・マルティーニ他の《マエスタ》 
第7回 ドウッチオの《マエスタ》 
第8回 聖ヨハネ伝図像(1) フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂 
第9回 聖ヨハネ伝図像(2) ガッディ親子の描いた作例 
第10回 聖ヨハネ伝図像(3) アヴィニヨン教皇庁の壁画 
第11回 聖ヨハネ伝図像(4) フランスのステンドグラスにみる多様性 
第12回 中世から見るルネサンスの巨匠たち(1) レオナルドの場合 
第13回 中世から見るルネサンスの巨匠たち(2) ミケランジェロの場合 
第14回 中世から見るルネサンスの巨匠たち(3) ラファエッロの場合 
第15回 まとめと試験 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
イタリアの歴史、特に中世から中世末期の時代について基礎的な知識を得ておくこと。
図書館にある聖堂建築の本や画集等で壁画や彫刻、写本画、ステンドグラス等に関する参考文献を探して読んでおいて欲しい。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
単に講義を受け身でとらえるのではなく、リアクションペーパーなどを活用して内容理解を能動的にできるよう努力する。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
その日学んだことを図版集や参考書、あるいは専門的な研究論文を探して読むなど、理解を一層深めるよう努力すること。 
評価方法
Evaluation
講義の最終時間に試験をする。出席状況とリアクションペーパー、試験結果等を総合的に判断して成績をつける。 
履修前提要件
Prerequisites
特になし 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. ミッシェル・フイエ  『イタリア美術』  白水社、クセジュ文庫  9784560509722  1200円   
2. フランソワーズ・ルロワ  『中世イタリア絵画』  白水社、クセジュ文庫  9784560058503  1200円   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業時に適宜配布資料を用意し、参考書も紹介する。 
更新日付 2017-01-16 15:31:06.202


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