授業テーマ Course Theme
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授業概要 Course Outline
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中国古代において書籍がどのようにして成立し、どのように発展してきたかを跡付ける。当時においては書籍は知識そのものであり、権力者のみが保持しうるものであった。中世の貴族時代に至るまで、彼らがどのような知識を蓄え、書籍として伝えてきたか、その学問体系とともに概観する。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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基本的に文治主義がとられてきた中国では、知の集積である書籍はそのまま政治権力とも通じており、貴族など時の権力者によって独占されてきた。今授業では、各時代の一般的な概説を交えながら、テーマとしては書籍を通した中国古代の学問体系について概観する。そのことにより書籍というものの重要性を理解する。
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授業計画 Course Plan
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第1回
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授業ガイダンス:中国史における時代区分
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第2回
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文字の登場から書籍の成立へ(春秋戦国時代)(1)
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第3回
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文字の登場から書籍の成立へ(春秋戦国時代)(2)
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第4回
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焚書坑儒と書物の復活(秦漢時代)(1)
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第5回
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焚書坑儒と書物の復活(秦漢時代)(2)
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第6回
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目録学のはじまり(前漢末・後漢時代)
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第7回
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中世貴族の蔵書(南北朝時代)(1)
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第8回
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中世貴族の蔵書(南北朝時代)(2)
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第9回
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統一王朝と讖緯書(隋唐時代)(1)
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第10回
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統一王朝と讖緯書(隋唐時代)(2)
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第11回
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印刷術の登場(唐代後半)(1)
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第12回
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印刷術の登場(唐代後半)(2)
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第13回
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書籍印刷のはじまり(唐末、五代)(1)
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第14回
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書籍印刷のはじまり(唐末、五代)(2)
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第15回
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授業のまとめと期末試験
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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授業内容についての復習。また感想・考察・疑問をリアクションペーパーに記入し、提出する。(複数回、不定期)
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評価方法 Evaluation
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平常点(リアクションペーパーの内容と授業態度)と期末試験
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履修前提要件 Prerequisites
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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参考書 Reference Book, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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冨谷 至, 森田 憲司
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『概説中国史〈上〉古代‐中世』
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昭和堂
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4812215161
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2,484円
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2016年
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2017-01-14 14:56:22.154
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