シラバス参照

科目 東アジア文化史特殊講義IIa 
開講科目群 文化史学科 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID 10185700 
開講期・曜日・時限 前期 火曜日 1時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

藤本 猛(フジモト タケシ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
中国古代・中世における書籍・禁書の歴史 
授業概要
Course
Outline
中国古代において書籍がどのようにして成立し、どのように発展してきたかを跡付ける。当時においては書籍は知識そのものであり、権力者のみが保持しうるものであった。中世の貴族時代に至るまで、彼らがどのような知識を蓄え、書籍として伝えてきたか、その学問体系とともに概観する。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
基本的に文治主義がとられてきた中国では、知の集積である書籍はそのまま政治権力とも通じており、貴族など時の権力者によって独占されてきた。今授業では、各時代の一般的な概説を交えながら、テーマとしては書籍を通した中国古代の学問体系について概観する。そのことにより書籍というものの重要性を理解する。 
授業計画
Course Plan
第1回 授業ガイダンス:中国史における時代区分 
第2回 文字の登場から書籍の成立へ(春秋戦国時代)(1) 
第3回 文字の登場から書籍の成立へ(春秋戦国時代)(2) 
第4回 焚書坑儒と書物の復活(秦漢時代)(1) 
第5回 焚書坑儒と書物の復活(秦漢時代)(2) 
第6回 目録学のはじまり(前漢末・後漢時代) 
第7回 中世貴族の蔵書(南北朝時代)(1) 
第8回 中世貴族の蔵書(南北朝時代)(2) 
第9回 統一王朝と讖緯書(隋唐時代)(1) 
第10回 統一王朝と讖緯書(隋唐時代)(2) 
第11回 印刷術の登場(唐代後半)(1) 
第12回 印刷術の登場(唐代後半)(2) 
第13回 書籍印刷のはじまり(唐末、五代)(1) 
第14回 書籍印刷のはじまり(唐末、五代)(2) 
第15回 授業のまとめと期末試験 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
授業プリントの予習。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
講義に集中し、補足説明の理解につとめる。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
授業内容についての復習。また感想・考察・疑問をリアクションペーパーに記入し、提出する。(複数回、不定期) 
評価方法
Evaluation
平常点(リアクションペーパーの内容と授業態度)と期末試験 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 冨谷 至, 森田 憲司  『概説中国史〈上〉古代‐中世』  昭和堂  4812215161  2,484円  2016年 
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
授業中にレジュメを配布 
更新日付 2017-01-14 14:56:22.154


PAGE TOP