授業テーマ Course Theme
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授業概要 Course Outline
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20世紀の著名な神学者E・スヒレベークは、神を「デウス・フマニスムス(最高に人間らしい神)」と呼び、またA・ノーランは「イエスが神の真実の像であるならば、神はいかなる人間より、一層人間らしく、一層徹底して慈悲深い」と喝破する。観客総動員数8000万人を超えた「男はつらいよ」、今なおテレビやビデオを通じ多くの日本人が最も人間らしさを感じ、親しんでいる寅さん。その寅さんに、もしイエスが似ているなら、こんな愉快なことはないではないか!
この授業は『キリスト教学II』の応用編である。
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授業を全て英語で行う科目 This class will practice all in English.
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到達目標 Aim/goal
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「男はつらいよ」を観たことのない若い世代に、寅さんが語りかけるものは何か?またイエスは当時の人々に何を語りかけたのか?両者のメッセージに共通するものは何か?
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授業計画 Course Plan
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第1回
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「つらさ」について 男はつらいよ(1)恋のつらさ
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第2回
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「つらさ」について 男はつらいよ(2)別離のつらさ
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第3回
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「つらさについて」 神はつらいよ(1)イエスが示す神の顔 (イ)野の花空の鳥
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第4回
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「つらさについて」 神はつらいよ(1)イエスが示す神の顔 (ロ)よきサマリア人とレヴィナスの哲学
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第5回
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「つらさについて」 神はつらいよ(2)神の痛みの神学
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第6回
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「つらさについて」 神はつらいよ(3)神の沈黙と人間の自由 (イ)『沈黙』遠藤周作
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第7回
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「つらさについて」 神はつらいよ(3)神の沈黙と人間の自由 (ロ)シモーヌ・ヴェイユと神の不在
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第8回
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「つらさについて」 神はつらいよ(4)パスカルの賭けと親鸞の賭け
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第9回
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「ユーモアについて」 寅さんのユーモア
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第10回
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「ユーモアについて」 「ユーモア」という言葉
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第11回
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「ユーモアについて」 イエスのユーモア (1)「放蕩息子」(ルカ福音書)と「長者窮子」(法華経)の譬え
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第12回
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「ユーモアについて」 イエスのユーモア (2)笛吹けど踊らず
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第13回
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「ユーモアについて」 イエスのユーモア (3)創造における神のユーモア
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第14回
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ユーモアの塊なる寅さんとイエス
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第15回
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まとめ
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学習活動 【授業前】 What Students are expected to do before class
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学習活動 【授業中】 What Students are expected to do in class
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授業に集中して、自分の頭で考え、内容を理解してゆく。
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学習活動 【授業後】 What Students are expected to do after class
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《寅さんとイエス》に学びながら、毎日の生活の中で、一期一会の出会い、一つ一つの出来事を大切にしてゆく。
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評価方法 Evaluation
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履修前提要件 Prerequisites
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使用テキスト Textbook to be used, if any
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番号
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著者 Author
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書名 Title
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出版社 Publisher
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ISBN
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定価 Price
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備考 Remarks
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1.
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『寅さんとイエス』
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授業内に1,000円で販売する
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参考書 Reference Book, if any
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テキストに 関する 連絡事項 Remarks concerning the text book, if any
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更新日付
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2017-01-13 12:42:20.069
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