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科目 アメリカ文学演習1 
開講科目群 英語英文学科 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID 10170900 
開講期・曜日・時限 通年 火曜日 3時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

斉藤 悦子(サイトウ エツコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
アメリカ合衆国の「原風景」でもある「西部開拓」が現実にはどのようなものだったかを文学作品の読解を通して理解を深め、アメリカ思想の中での西部のイメージについて考察する。 
授業概要
Course
Outline
Willa Cather の My Antoniaを邦訳も併用しながら、精読する。

英語を構文を意識して読解する力をつける。自然な日本語に訳す語感の涵養、および、英語の文章を美しい発音で読めるようにする。
毎回読解箇所についてのディスカッションを行い、随時西部に関する講義もはさみ19世紀末のアメリカ西部の状況についても理解を深める。
邦訳も併用しながら、各回に全員が訳してくる箇所を決め、毎回課題箇所からの英文和訳のミニテストを行う。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
到達目標
Aim/goal
1)英文テキストの正確な読解力をつける。
2)直訳ではない、美しい日本語に翻訳していく語感を身につける。
3)英文の正しいenunciationの練習を通して、文のつながりの中での子音の発音のしかた、文の中での強弱のつけかた、など、英語を美しく声に出して読めるようにする。
4)ディスカッションを通して文学を読む力をつけ、総合的に人間理解を深め、思考を深めていく力をつける。
5)19世紀独特のアメリカ思想における「西部」や「イノセンス」というテーマについて学習する。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション 「西部」とはどんなところか。The Little House on the Prairie 
第2回 『マイアントニア』 第一部 1~2 
第3回 『マイアントニア』 pp.16-31 
第4回 『マイアントニア』 pp.31-34 
第5回 『マイアントニア』 pp.35-41 
第6回 『マイアントニア』 pp.41-50 
第7回 『マイアントニア』 pp.50-76 
第8回 13章までの作品評 
第9回 『マイアントニア』 pp.76-92 
第10回 『マイアントニア』 pp.92-114 
第11回 『マイアントニア』 pp.115-127 
第12回 『マイアントニア』 pp.127-156 
第13回 『マイアントニア』 pp.157-170 
第14回 前期までの作品評 
第15回 まとめと訳のテスト 
第16回 後期イントロ Little House on the Prairie 
第17回 『マイアントニア』 pp.189-200 
第18回 『マイアントニア』 pp.201-207 
第19回 『マイアントニア』 pp.208-219 
第20回 『マイアントニア』 pp.220-225 
第21回 『マイアントニア』 pp.226-239 
第22回 『マイアントニア』 pp.240-244 
第23回 『マイアントニア』 pp.245-258 
第24回 『マイアントニア』 pp.258-261 
第25回 『マイアントニア』 pp.262-284 
第26回 『マイアントニア』 pp.285-296 
第27回 『マイアントニア』 Last scene. 
第28回 包括的ディスカッション 
第29回 課題提出  
第30回 まとめと訳のテスト 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
課題プリントに沿って原文テキストを訳せるように準備する。課題箇所を読解し、あらすじが書けるようにする。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
ミニテストに取り組み、課題箇所の読解の確認をする。課題箇所について、意見を述べる。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
授業中に修正した箇所について、復習する。ディスカッションで話し合ったことを整理しておく。課題に取り組んだり、発表のための調査をする。 
評価方法
Evaluation
授業への参加と課題への取り組みの平常点各期、20% (20x2)
各期の試験(前期は訳のテスト、後期は論述と訳)が20%ずつ (20x3) 
履修前提要件
Prerequisites
30名まで。受講希望者が超過した場合は初回授業時に抽選する。
(アメリカ文学で卒論、卒レポを書く4年生は優先する) 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. ウィラ・キャザー  『マイ・アントーニア』  みすず書房    4104   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
原文についてはプリントを配布します。 
更新日付 2017-02-25 10:33:18.407


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