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科目 文化史入門演習(美術) 
開講科目群 文化史学科 
履修 選択 
年次
単位
開講科目ID 10042500 
開講期・曜日・時限 通年 火曜日 3時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

山本 勉(ヤマモト ツトム)

高野 禎子(タカノ ヨシコ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
《前期》キリスト教絵画の作品を読み解く
《後期》日本仏像史 
授業概要
Course
Outline
《前期》キリスト教美術の主題が描かれた作品について発表を行う。各主題の特徴について具体例を挙げて読み解いていく。作品の基本情報や参考文献などを記載したレジュメを発表時に配布。
《後期》テキストの構成に即して発表テーマを決め、そのテーマを順番に発表させる。発表に際しては、そのテーマにかかる教科書の記述の論旨をまとめること、テーマに関連する主要作品の資料をさがして写真をふくむ基本的な情報を収集すること、それらを集成した発表資料(レジュメ)をつくることが要求される。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
《前期》西洋美術におけるキリスト教美術の意味について学ぶ。礼拝像や説話場面がどのように表現されてきたのか、様々な時代の作品に触れながら理解を深める。西洋美術史の基礎的な研究発表方法を習得。
《後期》日本美術史の枠組み、そのなかでの日本彫刻史の展開の様相の大要を理解する。日本美術史の基礎的な研究発表方法を習得する。 
授業計画
Course Plan
第1回 前期オリエンテーション。参考文献・学習方法指導 
第2回 発表分担を決定する。発表方法・発表資料指導 
第3回 発表① 聖母マリア伝(1)マリアの誕生 
第4回 発表② 聖母マリア伝(2)マリア幼年時代 
第5回 発表③ キリスト伝(1)受胎告知~キリストの降誕 
第6回 発表④ キリスト伝(2)キリストの幼年時代 
第7回 発表⑤ キリスト伝(3)公生涯 キリストの洗礼 
第8回 発表⑥ キリスト伝(4)奇跡譚  
第9回 発表⑦ キリスト伝(5)キリスト受難伝 エルサレム入城 
第10回 発表⑧ キリスト伝(6)最後の晩餐 
第11回 発表⑨ キリスト伝(7)キリストの捕縛 
第12回 発表⑩ キリスト伝(8)磔刑 
第13回 発表⑪ キリスト伝(9)キリストの復活 
第14回 発表⑫ キリスト伝(10)キリストの昇天 
第15回 発表⑬ 最後の審判 前期まとめ 
第16回 後期オリエンテーション。参考文献・学習方法指導 
第17回 テキストの構成に即して発表分担を決定する。発表方法・発表資料作成方法等指導 
第18回 発表1:古代Ⅰ 飛鳥時代 
第19回 発表2:古代Ⅰ 飛鳥時代 
第20回 発表3:古代Ⅱ 奈良時代 
第21回 発表4:古代Ⅱ 奈良時代 
第22回 発表5:古代Ⅲ 平安時代前期 
第23回 発表6:古代Ⅲ 平安時代前期 
第24回 発表7:古代Ⅳ 平安時代後期 
第25回 発表8:古代Ⅳ 平安時代後期 
第26回 発表9:中世Ⅰ 鎌倉時代 
第27回 発表10:中世Ⅰ 鎌倉時代 
第28回 発表11:中世Ⅰ 鎌倉時代 
第29回 発表12:中世Ⅱ・近世 南北朝~江戸時代 
第30回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
《前期》テキストを事前に読み、担当作品以外の主題に関しても理解しておくこと。特にキリストの生涯に関しては、新約聖書の冒頭にある四福音書を参考にすること。発表時には参考文献に目を通し、発表資料(レジュメ)を作成。履修者全員分のコピーを事前に用意する。
《後期》テキストをよく読むこと。仏像彫刻の意味については、1年次の「文化史学序説」の山本担当回でテキストにした『仏像のひみつ』などを参照するとよい。報告にあたっている場合は、なるべく多くの参考文献を渉猟したうえで(ライター執筆の入門書や仏像所蔵寺院のHPなどの情報には頼らない)、また適切な図版資料を集成したうえで、発表資料(レジュメ)を作成し、それぞれ履修者全員分のコピーを用意する。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
《前期》わかりやすい発表を心がけること。また他の担当者の発表をよく聴き、積極的に意見を表明する。
《後期》報告にあたっている場合は適切に行い、指導教員の指摘や他の履修者の意見を参酌する。それ以外の場合は、報告をよく聴き、報告者に対して積極的に意見を提示する。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
《前期》指導教員の指摘や他の学生の意見を参照し、配布資料等をまとめながら、授業の内容について理解を深めておいて欲しい。
《後期》指導教員の指摘や他の履修者の意見をよく咀嚼する。発表資料は自他のものにかかわらずそれぞれ修正し、参照しやすいかたちで保管する。 
評価方法
Evaluation
《前・後期共通》原則として3分の2以上出席し、課せられた発表を行い、意見等を述べる。以上を総合して成績をつける。 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 柳宗玄  『キリスト  美術にみる生涯』  八坂書房  978-4-89694-996-4  2592   
2. 水野敬三郎監修   『 カラー版日本仏像史 』  美術出版社  4-568-40061-9 2500   2625   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
《前後期共通》テキストは初回から必ず持参すること 
更新日付 2017-01-18 00:22:07.377


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