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科目 道徳教育の理論と方法 日・史 
開講科目群 教職課程 
履修 必修 
年次
単位
開講科目ID 10352801 
開講期・曜日・時限 前期 水曜日 2時限
教職課程との対応 教職課程(教職に関する科目) 
教員氏名

吉岡 昌紀(ヨシオカ マサキ)

備考 日・史  



授業テーマ
Course
Theme
道徳教育の意義を知ること。また、道徳教育の現状について客観的に検討すること。これらをもとに、道徳の授業のあり方について考えるとともに、道徳の新たな授業案を作成すること。 
授業概要
Course
Outline
 道徳や道徳教育は大切なことであるはずなのに、なぜ、道徳を論じたり道徳教育をしたりすることが難しく、ためらいを感じることすらあるのだろうか。道徳教育を考えていく手がかりは、この困難を伴う印象が生じる理由を理解するところにある。本講では、教育の技術・方法を含めて、道徳教育のあり方について具体的・実践的な考察を進めるが、私たち自身の道徳に対するこのような考えを振り返ることから、この考察をはじめていくことにする。このような作業が、道徳を考えるのにもっともふさわしい土台をもたらしてくれるからである。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
道徳教育の現状を知る。
道徳教育のあり方を考える。
中学校の道徳のオリジナル授業案を作成する。 
授業計画
Course Plan
第1回 オリエンテーション:自分が受けた道徳教育を振り返る 
第2回 学習指導要領 
第3回 道徳教育の歴史 
第4回 典型的な道徳の授業(読み物資料)を学ぶ 
第5回 典型的な道徳の授業(視聴覚資料)を学ぶ 
第6回 感動資料を用いた道徳の授業 
第7回 ノンフィクション資料を用いた道徳の授業 
第8回 事実への注目と価値への注目 
第9回 コールバーグ理論 
第10回 コールバーグ理論に基づいた道徳の授業-モラル・ジレンマ授業 
第11回 道徳教育における教師の価値観-価値の押し付け? 
第12回 道徳の授業案作成-授業のねらい、資料 
第13回 道徳の授業案作成-授業の展開 
第14回 道徳の評価 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
授業前に必要な学習は、前の週の授業で指示する。宿題を課している場合は、それを行うことが授業前の学習となる。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
授業は、指定テキスト以外に、その日に配布した資料(宿題を出した翌週は、宿題で読んでいる文献)を用いつつ、講義をもとに進める。その中で毎回、学生の協同作業や、発言・発表などを求める。授業の終了時には、その日のまとめを兼ねたリアクション・ペーパーの記入・提出が求められることがある。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
授業中に用いる資料とは別に、数回、自学用に文献を配布し、それに対するレポートを宿題として課す。この宿題は、次回の予習ともなる。
また、この宿題とは別に、学期末のレポート(オリジナルの道徳授業案)作成に向けて、各自の関心のあるテーマについて調べ学習を進めていく。 
評価方法
Evaluation
学期末のレポート40%、授業への参加状況30%、課題等の提出状況30%の比率で評価する。 
履修前提要件
Prerequisites
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 文部科学省  『中学校学習指導要領解説 道徳編』  文部科学省    143円   
参考書
Reference
Book,
if any
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
上記教科書以外に、授業で使用する資料を印刷して配布する。 
更新日付 2016-01-18 14:16:12.029


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