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科目 日本美術史特殊講義Ia 
開講科目群 文化史学科 
履修 選択 
年次 3・4 
単位
開講科目ID 10187300 
開講期・曜日・時限 前期 火曜日 5時限
教職課程との対応 教職課程(教科に関する科目) 
教員氏名

山本 勉(ヤマモト ツトム)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
鎌倉彫刻展開論序説 
授業概要
Course
Outline
実証的な立場からの日本彫刻史の講義。様式展開期の鎌倉彫刻を論ずる前提として、鎌倉時代前期までの日本彫刻史を、とくに奈良時代に完成した古典様式、平安時代後期に完成した和様、和様に対するものとして平安末期に勃興し鎌倉前期に展開した復古と宋風導入、という様式史の観点から分析的に概説し、とくに近年の研究史上の重要な論点には深くふれる。最終部分では昨年度の特殊講義で説き及ばなかった、運慶・快慶の晩年の造像、運慶・快慶の周辺について詳論する。 
授業を全て英語で行う科目
This class will
practice all in English.
× 
到達目標
Aim/goal
日本美術史の概説的知識から一歩踏み込んで、日本彫刻史の枠組みの専門的な視座を獲得する。 
授業計画
Course Plan
第1回 日本彫刻鑑賞法、日本彫刻史研究法についての概論 
第2回 飛鳥時代前期彫刻史 
第3回 飛鳥時代後期彫刻史 
第4回 奈良時代彫刻史1 
第5回 奈良時代彫刻史2 
第6回 平安時代前期彫刻史 
第7回 平安時代後期彫刻史1 
第8回 平安時代後期彫刻史2(鎌倉時代彫刻史前史) 
第9回 鎌倉時代彫刻成立期 
第10回 鎌倉時代彫刻完成期1 
第11回 鎌倉時代彫刻完成期2 
第12回 鎌倉時代彫刻完成期3 
第13回 鎌倉時代彫刻完成期4 
第14回 鎌倉時代彫刻展開期の展望 
第15回 まとめ 
学習活動
【授業前】
What Students
are expected
to do
before class
参考文献として紹介した概説類をよく読んで、あるいは図版類を見て、テーマに関する自分なりのイメージを持つ。 
学習活動
【授業中】
What Students
are expected
to do
in class
講義をよく聴き、またパワーポイントで示す作品画像をよく見る。 
学習活動
【授業後】
What Students
are expected
to do
after class
参考文献中の作品図版をよく見て、授業中に見た作品画像のイメージを定着させる。講義ノートや配布資料を咀嚼する。また参考文献を読む。そのうえでテーマに対する自分なりのイメージを確認する。 
評価方法
Evaluation
学期末試験による。 
履修前提要件
Prerequisites
共通教養科目「美術Ⅰa」を履修していることが望ましい(履修していない者は概説類による予習を徹底すること)。思想文化「日本美術史学特殊研究」と合併。 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
参考書
Reference
Book,
if any
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 山本勉  『日本仏像史講義』  平凡社       
2. 水野敬三郎監修  『カラー版日本仏像史』  美術出版社       
3.   『日本美術全集 2~4、7』  小学館       
4. 水野敬三郎ほか編  『日本彫刻史基礎資料集成鎌倉時代造像銘記篇 1~4、補遺』  中央公論美術出版       
5.   『日本の美術 535・536・537』  ぎょうせい       
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
更新日付 2016-01-20 16:03:00.223


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