シラバス参照

科目 ※西洋美術史学特殊研究Ib 
開講科目群 思想 
履修 選択 
年次 M1・2 
単位
開講科目ID GST51600 
開講期・曜日・時限 後期 火曜日 2時限
教職課程との対応 教職に関わる科目 
教員氏名

長友 瑞絵(ナガトモ ミズエ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
中世の人と自然:中世キリスト教美術のなかの世界風景 
授業概要
Course
Outline
ヨーロッパ中世の人々はどのように自然を観ていたのか。造形芸術は、それを知る大きな手掛かりとなるものである。聖堂を装飾するモザイクや石造彫刻、ステンドグラスなどのモニュメンタルな作例から、聖具、装飾品などの工芸品には、神や聖人たちだけではなく、太陽や風火水土、動物や植物といった多くの自然のモティーフが表されている。その背後には、神の被造物としての自然という思想、すなわち、動物や植物など一つ一つの自然物は神の教えの象徴であり、聖書と同様に、神が人類への真意を刻んだ書物であるとする自然観があった。本授業では、初期中世から中世末期までのヨーロッパ中世美術の学習や分析を通じて、人と自然の関係をたどり、その背後にある文化思想を探究する。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
yes 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
東京藝術大学大学美術館に勤務する講師が授業テーマに関連した展覧会について講義を行うなど、実務の知見を活かしている 
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
no 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
no 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
no 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
中世の人と自然というテーマから、ヨーロッパ中世美術の展開および、その背景にある神学的思想や文化形成を探究し学ぶ。ヨーロッパ中世美術の多様な作品、各種表現技法や所在地域について自主的に調べ、理解の手掛かりとする。 
授業計画
Course Plan
第1回 イントロダクション:ヨーロッパ中世の人と自然 
第2回 中世の前史としての古代1: 古代地中海世界の自然表現 
第3回 中世の前史としての古代2: 古代の自然科学書を通じて 
第4回 初期中世の自然表現1:サン・マルコ大聖堂の『創世記』モザイク 
第5回 初期中世の自然表現2:カロリング・ルネサンスと写本挿絵の中の自然 
第6回 ロマネスク美術における自然表現1:聖堂の石造彫刻における自然の象徴体系 
第7回 ロマネスク美術における自然表現2:聖堂モザイクにみる中世の自然観 
第8回 ロマネスク美術における自然表現3:百科全書写本に見る被造物の世界 
第9回 ゴシック美術における自然表現1:月暦画の伝統から 
第10回 ゴシック美術における自然表現2:自然研究(natural study)と新しい自然の発見 
第11回 人体という神秘と驚異 
第12回 中世の庭園の表象:飼い慣らされた自然空間 
第13回 まとめ:自然/神の真意が刻まれた書物 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
状況が許せば、都内美術館にて授業テーマと関連する展覧会見学を予定している(授業時間外)。 
評価方法
Evaluation
授業の最後に試験を実施する。また毎回リアクションペーパーを課し、その内容も授業態度の一部として加味して評価する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
リアクションペーパーについては授業内にコメントを出すなどしてフィードバックを行う 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
CDP1, CDP2, CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
番号 著者
Author
書名
Title
出版社
Publisher
ISBN 定価
Price
備考
Remarks
1. 越宏一  『ヨーロッパ中世美術講義(岩波セミナーブックス)』  岩波書店  9784000266024  3520   
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
テキストは使用しない。テーマに応じてレジュメを配布し、参考文献は授業内に適宜指示する。 
更新日付 2026-01-12 23:08:39.191


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